好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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Loggins & Messina - Full Sail

近畿地方は一向に梅雨明けしないので、気分だけでも爽やかに行きたいと思います。
ということで、今回もウエスト・コースト・サウンドを取り上げました。紹介するのは1974年にリリースされたロギンズ&メッシーナの『Full Sail』。彼らの3rdアルバムにあたります。本来なら1stの『Sittin' In』から記事にするのが当然なのでしょうが、それに関してはこのブログをリンクしていただいているPurple_HazeさんのブログBlues Powerやsintanさんのブログ3度のメシよりCDやBIRDさんのブログBYRD'S SELECT MUSICなどをご覧下さい。

1947年12月5日にカリフォルニア州メイウッドに生まれたジム・メッシーナ。5歳の頃よりギターを手にし、17歳の時にサーフィン・サウンドを奏でるインスト・バンド、ジェスターズでデヴューしていました。バンドは2枚のアルバムを発表するものの売り上げは芳しくなく、メッシーナはエンジニアに転身して様々なアーティストのアルバムの制作現場に立ち会うことになります。その後、バッファロー・スプリング・フィールドの2ndアルバム『Again』(1967)にエンジニアとして関わったのが縁でベーシストとしてバッファローに加入。スティーブン・スティルスやニール・ヤングといった個性豊かな先輩方を前にして、「俺にもギターを弾かせてください」とはなかなか言えなかったことでしょう。もっとも、この頃スティルスもヤングも新たな活動の道を踏み出し始め、バンドは既に空中分解の状況。3rdアルバム『Last Time Around』(1968)の編集にスティルスもヤングも携わることがなく、メッシーナは裏方として培った経験を見込まれてプロデュースも任せられます。
ほどなくバッファローは解散。メッシーナはメンバーだったリッチー・フューレイとアルバムのレコーディングに参加したスティール・ギター奏者のラスティ・ヤングらとともにPOCOを結成します。しかし、3枚のアルバムに参加した後にメッシーナはPOCOを離れ、裏方の世界に戻りました。

ケニー・ロギンズは1948年1月7日にワシントン州のエヴェレットに生まれ、ロサンゼルスで育ちました。幾つかのロック・バンドのメンバーとして活動するものの鳴かず飛ばすの状況が続きます。そんな時、彼がソング・ライターとして音楽出版社に登録していた楽曲の中から4曲をニッティ・グリティー・ダート・バンドがアルバム『Uncle Charlie & His Dog Teddy』(1970)で取り上げ、ことに「House At Pooh Corner(プー横丁の家)」がヒットしたことによりケニー・ロギンズの名が一躍注目を浴びました。その結果、CBSからロギンズにソロ・アーティストとしてデヴューする機会が与えられたのです。

そのケニー・ロギンズのアルバムのプロデュースを担当することになったのがジム・メッシーナでした。レコーディング作業を進めるうちに同年代の2人は意気投合。メッシーナはプロデュースのみならず演奏やソング・ライティングにも参加します。当初はケニー・ロギンズのソロ・アルバムだった予定が、蓋を開ければケニー・ロギンズ with ジム・メッシーナという名義になり、『Sittin' In』(1972)と題されたアルバムのジャケットには2人仲良く写っていました。

Sittin' InSittin' In
(2008/02/01)
Loggins & Messina

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こうして2人は正式にデュオを組むことになり、翌1973年には『Loggins & Messina』というユニット名でアルバムを発表。シングル・カットされた「Your Mama Don't Dance(ママはダンスを踊らない)」が大ヒットしました。

Loggins & MessinaLoggins & Messina
(2008/02/01)
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今回紹介するのは1974年にリリースされた実質的な3rdアルバムとなる『Full Sail』です。

Full SailFull Sail
(2008/02/01)
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1. Lahaina
2. Travelin' Blues
3. My Music
4. A Love Song
5. You Need a Man/Coming to You
6. Watching the River Run
7. Pathway to Glory
8. Didn't I Know You When
9. Sailin' the Wind

それではアルバムから何曲か聴いていただけたら幸いです。オープニング・ナンバーはハワイのマウイ島の町ラハイナのことを歌った「Lahaina」。カリプソ風のアレンジが際立ちます。


次はジャージーなサックスの音色が印象的な「Travelin' Blues」。
http://www.youtube.com/watch?v=L7Oa4yJhp5w

シングル・カットされてヒットした「My Music」。軽快に弾むロックン・ロールです。ライヴでお楽しみください。


続いて「Danny's Song」を彷彿させるかのような「A Love Song」。
http://www.youtube.com/watch?v=kuXh5z9KVH8

アメリカ南部のアーシーなフィーリングが漂いながらもスティール・パンを取り入れたトロピカルな雰囲気へと引き継がれる「You Need a Man/Coming to You」。
http://www.youtube.com/watch?v=8mjEX_e0GM4

ほのぼのとしながらも次第にドラマティックに盛り上がって行く「Watching the River Run」。フルートの音色が効果的です。


WATCHING THE RIVER RUN
君が今までひとりぼっちだと思っていたのなら
もう寂しがらなくていいよ
二人一緒なら充実するのさ
俺が川で君は岸辺だから

どこまでも続く
川の流れを見つめてごらんよ
過去の俺たちから遠く遠く離れて行き
俺たちの思い出をひとつずつ残し
俺たちはいま歩き始めたばかり
川の流れを見つめながら
その流れの音に耳を傾け、学び、あこがれ
川の流れのように走り始めよう

曲がりくねり、渦巻き、舞いながら
古い柳の木を通り過ぎると
そこは俺たちが歌う間、恋人たちが抱擁を交わすところ
海に敬意を表する時、二人をより合わせるのさ


ほのかに東洋的なアレンジが施された「Pathway to Glory」。サックス、クラリネット、オーボエ、ヴァイオリンなど様々な楽器が用いられた大作です。


打って変わって明るく力強いロックン・ロールの「Didn't I Know You When」。
http://www.youtube.com/watch?v=ceMH0JEnJSI

爽快な風に吹かれて海で戯れるかのような「Sailin' the Wind」。幻想的な雰囲気も醸し出されています。
http://www.youtube.com/watch?v=AfzPfwIg9HU

ロック、カントリー、ラテン、ジャズなど様々な音楽を融合して斬新なサウンドを展開し、ウエスト・コースト・サウンドの旗手として最前線に立ち続けたロギンズ&メッシーナでしたが、1976年にデュオは解消されます。2人はそれぞれソロ・アーティスの道を歩みました。ロギンズが発表したアルバムは一定の評価を得ることが出来、『Foot Loose』(1984)、『Top Gun』(1976)など数々の映画の主題歌や挿入歌として楽曲を提供して「サントラ請負人」の如く順調に活躍します。メッシーナもソロ・アルバムを次々とリリースしましたが、かつてのような勢いはなく輝きを失ってしまったかのように窺えました。しかし、1989年にはランディ・マイズナー(元イーグルス)らとともにPOCOに復帰し、アルバム『Leracy』を発表。翌年には来日公演を行って元気な姿を見せ、ファンを大いに喜ばせてくれたのです。そして、2005年にはロギンズ&メッシーナが再結成を果たし、ライヴ・ツアーを行っています。

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(2006/02/08)
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