好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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Simon & Garfunkel - Live At KYOSERA DOME OSAKA

7月13日に京セラドーム大阪で行われたサイモン&ガーファンクルのコンサートに行って来ました。昨秋のキャロル・キングの公演以上に、私よりも年配と思われる方々の姿が目立ちます。
今回は初めてアリーナ席が当たりました。214番と端っこのほうながら前から23列目とまずまず。席に関してはいつも苦杯を飲んでいたのですが、今回は豆粒鑑賞の憂き目は免れました。案内係の美しい女性の方に自分の席まで誘導してもらい、13,000円という高額チケットの怒りの溜飲は少し下がった模様です。
そのように料金が高額だったためかA席やB席が先に売れ、チケットぴあのプレイガイドでいつまでたってもS席が売れ残っている光景を目にしていました。それ故、昨年のキャロル・キングの時のように空席が目立つ状態が再現されるのではなかろうかと心配しておりましたが、7時の開演時刻間際に次々と観客席が埋まって行きそんな懸念は一気に吹っ飛びました。
ただ開演しても私の席の前4席が空いたままです。アリーナには段差や傾斜がないので関取やプロレスラーのように立派な体型をお持ちの方が来られたらどうしようと不安にかられておりましたが、最後まで誰も座ることがありませんでした。
開演予定時刻を10分過ぎて、「America」をBGMにステージ中央と左右のスクリーンにサイモン&ガーファンクルの誕生から現在に至るまでの時代の変遷が世界の歴史映像を交えて映し出される中、二人が登場。「Old Friends / Bookends」で幕が開きました。
目の前のステージに立つ彼らの姿が、いましがたスクリーンで観た若いときの映像とギャップを感じざるを得ないのは仕方がないことです。歌声のほうもこれまでに観たり聴いたりした全盛期のライヴに比べるとさすがに声が出ていないような気がしました。しかし、それもアートが来ていたベストを脱ぎ捨てて歌い出した「A Hazy Shade Of Winter」、「I Am A Rock」、「America」と曲を追うごとに解消して行き、若い時にはなかった渋い味わいと艶が滲み出ている印象さえ受けました。
アート・ガーファンクルが「My Favorite song」と言って、「Kathy's Song」を披露。続いて「Hey Schoolgirl」、エヴァリー・ブラザーズのことに言及して「Be bop-a-lula」、「Scarborough Fair」ではバックでギターを弾いていたマーク・ステュワートがチェロに持ち替えました。さらに同じく『PARSLEY, SAGE, ROSEMARY AND THYME』に収録されていた「Homeward Bound」。「家、そこは心の隠れ家。好きな音楽が鳴り響く場所。愛する人が静かに待っていてくれるところ」と歌われるのですが、まだまだコンサートは終わらず、家路につこうとする人などありません。
S&Gが音楽を担当したダスティン・ホフマン主演の映画『Graduate(卒業)』の映像が「The 59th Streets Bridge Song」をBGMにしてスクリーンに流された後、「Mrs Robinson ~ Not Fade Away ~ Mrs Robinson 」、「Slip Slidin' Away」、「El Condor Pasa」と続きます。マーク・ステュワートはケーナのような縦笛を吹いていました。器用な人ですね。もう一人のギタリストもチャランゴを演奏していました。
終了後はほどなくアート・ガーファンクルのソロ・アクトへと移ります。
歌われた曲は「Bright Eyes」、「A Heart in New York」、「Perfect Moment ~ Now I Lay me Down」。ソロの合間には「ソーデスネ、ワタシハニホン、オデンシテ・・・」と喋り始めたので、てっきり居酒屋かどこかでおでんを賞味したのかと思ったら、「Cross the country」とか何とか英語で言い直していたのでたぶん「横断して」とでも言いたかったのでしょう。アートは放浪癖のある人らしく、以前に日本各地を自転車で走り回ったという逸話が残っています。
そして、アートと入れ替わったポール・サイモンのソロ・アクトでは「The Boy in the Bubble」、「Graceland」、「Still Crazy After All Years」が演奏されました。wakwakuさんが行かれた11日の東京ドームのステージでも「Glaceland」が歌われたようですが、8日のナゴヤドーム、10日の東京ドームの公演では「Diamonds On The Soles Of Her Shoes」に差し替えられていたと聞きます。
アート・ガーファンクルが戻ってきて「Only Living Boy in New York」、「My Little Town」と続き、コンサートは佳境を迎えます。ピアノのイントロとともに「Bridge Over Troubled Water」が始まりました。歌詞の1番をアートが歌い、2番をポールがソロを取り、3番の「Sail on silvergirl , Sail on by.」からは二人がデュエット。会場で涙ぐむ人の姿が目に入りました。

あまり画像が良くないのですが、シドニーで行われた最近のライヴ映像です。だいたいの雰囲気はつかめるものと思います。


いったん全員がステージを去った後、万雷の拍手に迎えられてアンコールが始まり、「The Sound of Silence」、「The Boxer」の2曲を演奏。
当然のように拍手が鳴り止むことなくダブルアンコールへ突入し、再び二人が「The Boxer」を歌います。続けて、「The Leaves That Are Green」、「Cecilia」。最後に全員がステージに並び、バンドのメンバーが紹介されました。これで終わりかと思いきや、再び楽器を手にして「Cecilia」をリプレイ。ようやくお開きのときを迎えます。
前期高齢者のお二人が元気な姿をステージで見せてくれたのに、場内の人ごみに酔ったのか、帰路の満員電車がこたえたのか、もともと丈夫でない私はくたくたに疲れました。せっかくの感動的なコンサートを体験することが出来たのに、余韻を味わうことなく家路をたどる途中で息絶え絶えといったところです。

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2003年から2004年にかけてのリユニオン・ツアーを収めたものです。

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全盛期である1969年のライヴ。こちらの「明日に架ける橋」も泣かせます。

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コメント

よかったですねS&G。僕はnagoya公演で楽しみました。
スタンド席1階ほぼ正面だが、十分楽しめましたよ。ちょっと二人の姿は小さかったけど。
大阪と名古屋は 同じ曲目のようでしたね。
なにはともあれ 素晴らしかった!
ブログのご紹介ありがとうございました。
私も記事お待ちしておりましたのでぜひリンクしてご紹介させて下さい。
曲のことをいろいろ書かれている方が多かったのであえて違う視点から記事を書いてみましたが、どこで感動したのかよくわからない記事になってしまいましたので少しだけ追記するつもりです。
ラストがセシリアであんなに会場が盛り上がるとは予想以上でした。二人のパフォーマンスももちろんですが職人肌のメンバーを集めたバンドの演奏も素晴らしいものでした。
moondreams様、コメントありがとうございます。
S&Gならどのような曲を演奏されても楽しめますが、願わくば「59番街橋の歌」はライヴで聴きたかったと思います。また、各々のソロでは「母と子の絆」、「僕のコダクローム」、「All I Know」、「Mary Has An Only Child」などが歌われると良かったのですが。少々贅沢な望みでしょうか。
wakuwaku様、コメントありがとうございました。
S&Gの二人に対してのwakuwaku様の思いや愛情が伝わってくる文章に感動しました。会場で味わった雰囲気が再現されるようです。
最後に一列に並んで、バック・バンドのメンバーをひとりひとり丁寧に紹介していました。決して出しゃばらないけれど巧さが光る彼らのの演奏が、S&Gの楽曲の素晴らしさを引き出すことによく合っていたと思います。
お互いに、恐らく最後であろうS&Gのコンサートを見れて良かったですね。東京の2日目、生ということもあり、セントラルパークコンサートより良かったです!(笑)
しばらくぶりです。わたしも東京の2日目を楽しんできました。
Backstreetsさんも大阪公演楽しまれたようで、よかったですねv-353

ソロも交えながらムリなくやってほしいと願っていたので、うれしかったです。
特に「グレイスランド」が聴けて大感激でした。周りは退屈そうでしたけどね^^;
大阪ではアートがソロの合間に日本横断の話をしたんですね。聴きたかったなぁー。
「ニューヨークの少年」~「明日に架ける橋」は本当に泣けましたよね・・・v-398

全国規模のコンサートは初めてだったので、すごく疲れましたが、最高でした!
こうやってみなさんと思い出をわかちあえるのもうれしいですねv-238
わたしからも後でご紹介させてくださいね♪
良いですね~、僕もお金があったら行きたかったです。
多少「老い」というものがあっても音楽でそれをカヴァーできますもんね。
アルバムは全部持ってるし、行くべきだったかな・・・。
The Sound of Silenceは生で聴いたら、泣いちゃうだろうな~。
fighter-k様、コメントありがとうございます。
チケットが高額であり、音があまり良くないドームでの開催だったので一瞬迷いましたが、本当に行って良かったと思いました。
ポール・サイモンは「S&Gのツアーとしてはこれが最後になる」といった趣旨の発言をしているようですが、日本公演は好評だったので来年あたり再来日したりして。まぁ、そんなことはないでしょうね。
松月様、コメントありがとうございます。
観客の年齢層から察すると、馴染み深い「母と子の絆」や「僕のコダクローム」などを期待していた方が多かったのだと思います。どちらか1曲を歌ってくれれば、私にとってもより思い出深く刻まれたコンサートになっていたでしょう。でも、「グレイスランド」でも満足です。
聞くところによると、英語の通じる国ではもっと二人のおしゃべりが多いのだとか。最近リリースされた全盛期のライヴ『LIVE 1969』でもいろいろと興味深い話をして盛り上げようとしている様子が収録されていました。
ryo様、コメントありがとうございます。
高額だったので私も一瞬迷いました。最近のコンサートはチケット代金が高くなる傾向のようです。アーティストやプロモーター側にも少しは考えていただきたいですね。何かと諸経費が掛かるのは理解できますが。
高額でもドームではなく、音の良い中規模のコンサートホールなら納得できます。そこで S&Gの名曲を体験すれば涙が止まらなくなるでしょう。
大阪でのS&Gの最後の公演を見られて良かったですね!

私も一応S&Gのアルバムは全部持っているし、行きたかったですね・・・。
ドームだとあまり顔も見えないし、テレビで見られたらと思い、遠いのであきらめましたが、皆さんの感動の声を聞くとちょっぴり悔やんでしまいます。

日本語まじりのMCもご愛敬でしたね。私はかつて、アートのライブを見たのですが、やはりS&Gのお二人のハーモニーのほうがいいなぁ、と思っていますv-238
マーヤ様、コメントありがとうございます。
来日公演が盛況だったので再来日したりして。いくら何でもちょっと無理でしょうね。
JNN系列の主催のようですが、テレビで放送されるのでしょうか。もし放送されても地上波ではなく、年末あたりに音も画面も美しいBSでといったところかもしれません。
松月さんのブログを拝見してから、リンクでこちらを拝見しました。見にいけなかったことにいまさらながら後悔でいっぱいです。シドニーの画像でさえ二人がコーラスに入った時点で不覚にも泣きながら見てしまいました。もしも会場で生でみていたらと思うと・・・ すばらしいレポありがとうございました
KAZU様、コメントありがとうございます。
このようなつたないリポートにもかかわらず、喜んでお読みいただけたなら幸いです。私もチケット代金が高額だったこととドーム球場での開催ということで逡巡しましたが、最後の来日公演になるかもしれないと思い観に行くことに決めました。
S&Gの他の記事もよろしければご覧下さい。今後とも宜しくお願い申し上げます。

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