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Come Together :America Salutes The Beatles

240_8さんのブログ「音楽の杜」で1995年にリリースされた『A GRP ARTISTS' CELEBRATION OF THE SONGS OF THE BEATLES』というアルバムが紹介されていました。GRPレーベル系所属のジャズ/フュージョン系のアーティストによるビートルズのカヴァー集です。
そこでも少々触れられておりましたが、同じ年にカントリーのアーティストによるビートルズの楽曲のカヴァー・アルバムが発表されていました。これまでに何度かビートルズのナンバーを記事にしてきましたが、今回は趣向を変えてこのカントリーのアーティストによるカヴァー集『Come Together :America Salutes The Beatles~アメリカがビートルズに敬礼した日』(1995)を取り上げます。

Come Together: America Salutes the BeatlesCome Together: America Salutes the Beatles
(2003/03/25)
Various Artists

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01 - I'll Follow the Sun - David Ball
02 - Something - Tanya Tucker
03 - One After 909 - Willie Nelson
04 - The Long And Winding Road - John Berry
05 - Come Together - Delbert McClinton
06 - If I Fell - Sammy Kershaw
07 - Let It Be - Collin Raye
08 - We Can Work It Out - Phil Keaggy
09 - Yesterday - Billy Dean
10 - Can't Buy Me Love - Shenandoah
11 - Nowhere Man - Randy Travis
12 - Oh! Darling - Huey Lewis
13 - Help! - Little Texas
14 - In My Life - Susan Ashton & Gary Chapman
15 - Get Back - Steve Wariner
16 - All My Loving - Suzy Bogguss & Chet Atkins
17 - Paperback Writer - Kris Kristofferson

ビートルズのアメリカン・ミュージックにおける影響は多大なものであり、現在のカントリー・ミュージックのシーンで活躍するアーティストも決して例外ではないでしょう。そうしたアーティストたちがビートルズに敬意を払い、各自の解釈でより魅力溢れた楽曲として再現されたのがこのアルバムです。

とても全曲を紹介することが出来ません。まず、タニヤ・タッカーの「Something」、スージー・ボッガス&チェット・アトキンスの「All My Loving」の2曲を聴いていただけたら幸いです。
タニヤ・タッカーはテキサス州セミノール出身。1972年に13歳で「Delta Dawn」をヒットさせて一躍脚光を浴びた女性シンガーです。日本では1976年頃にマックスウェル・コーヒーのCMに使われた「Hello, Mr. Sunshine」(日本のみの発売)のヒットで有名になりました。ここでは繊細ながらも情念を込めた彼女の歌いっぷりが堪能できます。
スージー・ボッガスは1987年のデヴュー。アクの強い女性カントリー・シンガーが多い中、彼女のあっさりとした歌い方が親近感を持って迎えられました。カントリー・ヨーデルが歌えるのも彼女の強みです。
チェット・アトキンスに関しては説明不要。ギター・ファンならジャンルに関係なく誰もが知っている存在かと思います。

Discover Tanya Tucker!


ここからはYouTubeのイメージ映像とともにお楽しみください。アルバムのタイトル曲である「Come Together」を歌うのはデルバート・マクリントン。少年時代であった1950年代中頃よりソウルフルなヴォーカルを身上として活動してきたシンガーです。彼はジョン・レノンとも交流があり、ジョンのハーモニカの師匠だったそうです。


ランディ・トラヴィスによる「Nowhere Man」。彼は80年代にカントリー復興運動の中心人物として注目され、その後もヒットを飛ばし続けた実力派です。


次はヒューイ・ルイスによる「Oh! Darling」。彼については何の説明もいらないでしょう。カントリー・シンガーではありませんが、過去には彼が在籍するニュースとともにハンク・ウィリアムスの「Honky Tonk Blues」(1983年発表の『SPORTS』に収録)をレコーディングしていました。ここでは彼にしては少し抑え気味ながらも、入魂のR&Bスタイルで熱唱しています。


Oh! DARLING
オー ダーリン どうか信じてくれ
おまえを傷つけたりしない
信じてほしい 俺のこの言葉
おまえを傷つけたりしない

オー ダーリン おまえに捨てられたら
俺はひとりでやって行けない
信じてほしい 後生だ
俺をひとりにしないでくれ

俺などもう必要じゃないと
おまえが言った時
俺は泣き崩れてしまいそうだった
俺にはもう用がないと
おまえが言った時
俺は打ちひしがれ死にそうになった

オー ダーリン おまえに捨てられたら
俺はひとりでやって行けない
信じてほしい 俺のこの言葉
おまえを傷つけたりしない

俺などもう必要じゃないと
おまえが言った時
俺は泣き崩れてしまいそうだった
俺にはもう用がないと
おまえが言った時
俺は打ちひしがれ死にそうになった

オー ダーリン どうか信じてくれ
決しておまえを悲しませたりしない
信じてほしい 俺のこの言葉
おまえを傷つけたりしない


最後はクリス・クリストファーソンによる「Paperback Writer」。彼はカントリー・シンガーと言うよりはシンガー・ソング・ライターの草分け的な存在です。ジャニス・ジョプリンが『Pearl』(1971)で取り上げた「Me and Bobby McGee」の作者としても有名。俳優としても活動しており、ビリー・ザ・キッドの生涯を描いた『Pat Garrett & Billy the Kid』 (1973年)、バーブラ・ストライザンドと共演した『A Star Is Born (スター誕生)』 (1976年)、マイケル・チミノ監督作品『Heaven's Gate(天国の門)』 (1980年)など出演作多数です。


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コメント

チェットアトキンスは地味ながら丁寧で好感の持てるギターリストだと思います。スージー・ボッガスという歌手も素直でいい声ですね。ぼくは最近年のせいかこういう素直な声に惹かれます。
カントリー音楽を最近は演奏することになり少しずつ勉強しているところです。でもあまりにも広すぎてどこから手をつけていいかわかりません。こちらでもご紹介していただけると嬉しいです。

このアルバムは買いました。発売前から目をつけて。(笑)Suzy Boggussは「Cross My Broken Heart」という素敵な曲を推薦しておきます。このCDではウイリー・ネルソンがご愛敬でしたね。
奇をてらったアルバムではなく、まっ正面から歌で勝負というストレートで素晴らしいアルバムでした!
この手のトリビュートアルバムって90年代に一時よく出てましたよね。 Alternative系のバンドを集めたカーペンターズのとか覚えてます? 

ビートルズカバー物では映画「I Am Sam」のサントラが思い浮かびます。 大好きな Aimee Mann や Rufus Wainwright が参加してたので良く聴きました。

あと、高木ブー氏はビートルズの曲をウクレレでハワイアン調にアレンジした「Let It Boo」というアルバムを出してます。これ私は持っていませんが、先日中古CD店で見かけてもう少しで買いそうになっちゃいました。  
レモン様、コメントありがとうございます。
アクの強いシンガーも個性的で楽しめますが、Suzy Boggussのように素直な歌い方をする人にも好感が持てます。
私もそれほどカントリー・ミュージックには詳しくありませんが、カントリー・ロックは今後も取り上げて行きたいと思います。
fighter-k様、コメントありがとうございます。
すべてを紹介しきれないので泣く泣くウィリー・ネルソンを外しましたが、渋くて味わい深いカヴァーでした。おっしゃる通り、奇をてらわずに各人が個性を披露したことで好感の持てるアルバムになったように思います。
Trot様、コメントありがとうございます。
シェリル・クロウやソニック・ユースが参加していたカーペンターズのトリビュート・アルバムですね。未聴ですが、かすかに憶えがあります。結成40周年を記念して最近はベッキーさんや平松愛理さんら日本人アーティストによるトリビュート盤がリリースされています。
映画『I Am Sam』のサントラは当時行きつけのレコード屋さんに何故か置いていなかったのでとうとう買わずじまいです。
高木ブーさんのアルバムをCDショップで見かけてもさすがに食指は動きませんが、中古店の安価コーナーに置いてあると思わず手を伸ばしてしまいそうですね、

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