好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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kenny Rankin - Professional Dreamer

春がよく似合うアーティストを何人か思い浮かべているとケニー・ランキンの名前が頭の中をよぎりました。別にいつ聴いても良いのですが、彼はこの季節にぴったりの雰囲気を持った人だと思います。
さて、今回紹介するのはケニー・ランキンが1995年に発表した「Professional Dreamer」です。彼は優れたオリジナル作品を作る一方、他人の楽曲を好んで取り上げ自分流にアレンジし、その多くはジャジーで洗練されたアレンジを施して原曲のまた違った魅力を引き出すことにも長けていました。このアルバムもオリジナルはただ1曲。ほかは全てジャズ・スタンダードという内容です。

まず、コール・ポーター作詞・作曲であまりにも有名な「You'd Be So Nice To Come Home To 」をお聴きください。もともとは1943年にミュージカル映画『Something To Shout About』の主題歌として書かれた作品で、同年にダイナ・ショアの歌でヒットしました。日本ではクリフォード・ブラウンのトランペットをフィーチャーしたヘレン・メリルのヴァージョン(1954年録音)のほうががよく知られているようです。



You'd Be So Nice To Come Home To
君が待っていてくれるのなら家に帰るのもさぞかし嬉しい
そよ風が空高く子守唄を歌うあいだ
暖炉の側で君と過ごせたら本当に素敵だろう
俺が欲しいのは君のすべて
凍てつくような冬の星空の下でも
燃えるような8月の月の下でも
家に帰り君を愛せるのならさぞ嬉しく
天国にいるほどの喜びだ



続いては「More Than You Know」です。エドワード・エリスキュー、ビリー・ローズ、ヴィンセント・ユーマンスの3人によってミュージカル『Grate Day』(1929年初演)のために書かれた作品。カヴァーしたアーティストはペリー・コモ、ビリー・ホリディ、エラフィッツ・ジェラルド、カーメン・マクレエ、フランク・シナトラ、ダイナ・ワシントン、ローズマリー・クルーニー、シェール、スモーキー・ロビンソンと枚挙に暇がありません。ちょっと変わったところでは1989年公開の映画『The Fabulous Baker Boys 邦題:恋のゆくえ)』の中で、主演のミシェル・ファイファーがこの曲を歌うシーンがあるそうです。


YouTubeにはさらにこのアルバムの収録曲からの音源が2曲ありました。まず、「My One And Only Love」。ロバート・メリン、ガイ・ウッドの共作で、1953年にフランク・シナトラがヒットさせています。リッキー・リー・ジョーンズが1991年発表の『Pop Pop』の中で、カーリー・サイモンも2005年発表の『Moonlight Serenade』においてカヴァーしていました。


そして、「Blame It On My Youth」。1934年にエドワード・ヘイマンとオスカー・レヴァントが書いた作品で、フランク・シナトラ、ナット・キング・コール、カーメン・マクレエ、クリス・コナー、キース・ジャレットなど多くのアーティストに歌われ、演奏されて来た曲です。


今回はYouTubeの映像だけで済まそうと思ったのですが、やはり1曲アップすることにしました。曲はアルバムの中でケニーの唯一のオリジナル「How Can I Forget (Song For Margo)」です。並みいるスタンダード・ナンバーと相対しても、決して引けを取らない楽曲に仕上がっています。


笑みを浮かべたような穏やかな表情が印象的です。ケニーの品のある歌声が春風のように爽やかな1枚でした。
プロフェッショナル・ドリーマープロフェッショナル・ドリーマー
(2008/03/26)
ケニー・ランキン

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コメント

以前、BSでブルーノートでのライヴが放送された事があります。スタンダード・ナンバーを何曲かとり上げていましたが、カバー曲も良かったです。元モータウンのヴァレリー・シンプソンとのデュエット曲が収められたアルバムもありましたね。
bornin様、コメントありがとうございます。
ケニー・ランキンは歌声のみならずギターも達者ですね。
1990年前後にリリースされた『Hiding In Myself』が廃盤になっているのが残念です。

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