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The Beatles - Let It Be

 誠に申し訳ございませんが、今回もザ・ビートルズ関連の記事です。お題は皆様お馴染みの「Let It Be」。1970年5月8日に発表されたビートルズ13作目のアルバムの表題曲であり、映画『Let It Be』のテーマ曲です。

レット・イット・ビーレット・イット・ビー
(2013/11/06)
ザ・ビートルズ

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LET IT BE
苦悩に苛まれた時
聖母マリアが目に前に現れて
知慮ある言葉をおっしゃる
なるがままに

暗闇に包まれた時
マリア様は私の前に立ち
知慮ある言葉をおっしゃる
あるがままに

なるがままに
あるがままに
なるがままに
あるがままに

英知に満ちた言葉をつぶやくがよい
なるがままにと

この世界に生きる心が傷ついた人々が
また分かり合えるとき
ひとつの答えがある
なるがままに

ひとりひとりが離れ離れになろうとも
また理解し合えるチャンスは残されている
ひとつの答えがそこにあるのだ
なるがままに

なるがままに
あるがままに
なるがままに
あるがままに

ひとつの答えがある
なるがままに

夜が雲に覆われても
私には一筋の光が射す
明日まで輝き続ける
そのままの状態で

目覚めると音楽が聴こえ
聖母マリアが近づいて来られ
知慮ある言葉をおっしゃる
なるがままに

なるがままに
あるがままに
なるがままに
あるがままに

ひとつの答えがある
なるがままに

なるがままに
あるがままに
なるがままに
あるがままに

英知に満ちた言葉をつぶやいてごらん
なるがままに

 1969年、ビートルズが分裂状態にあるのを悲観していたポール・マッカートニーのところへ亡き母メアリーが現れ、「なるがままにすべてを受け入れよ」とのメッセージを感じ取って創作されたという、「Let It Be」。ポールの心情とビートルズへの想いがひしひしと伝わってくる曲です。また、歌詞にはポールが得意とするダブル・ミーニングが幾つか盛り込まれていました。
 最初のヴァースの「Mother Mary」という言葉は、ポールが亡き母メアリーから受け取ったインスピレーションであると前述しましたが、ポールの母の名前はよほどの彼およびビートルズのファン以外にはあまり知られていないことでしょう。それ故、一般的には聖母マリアの降臨と解釈するのがしっくりするかと思います。
 次に、「傷ついた人々」とはビートルズのメンバーたちであり、「離れ離れになろうとも理解し合えるチャンスが残されている」とは将来に向けての和解や再結成への望みを示したものと推測されます。同時に、既成の体制や文化や概念に向かって異議申し立てを行った1960年代の若者たちを指してもいるのでしょう。カウンター・カルチャーを盛り上げ、反戦・平和を叫んだ彼ら彼女らのムーブメントは体制側の寛容さに飲み込まれてしまいました。でも、そうした異議申し立ては無駄な動きではなく、社会に与えた影響を鑑みると計り知れないものがあったのです。
 そして、暗闇の中に一条の光が射すといった趣旨でこの歌は締めくくられます。我欲や私心を捨て去り、なるがままに身を任せば明日への希望が見えて来るとポールは言いたかったのかもしれません。
 一切の忘年を断ち切って澄んだ心で知覚を研ぎすませていると答えは自ずと見出される、と「Let It Be」にはそんなメッセージが託されているのでしょう。そしてその答えに感謝し、たとえその時に何も気づかなくとも感謝する気持ちが肝要です。聖母マリアの慈悲にすがり救済を求めるというキリスト教、とりわけカトリックの雰囲気が漂うような曲「Let It Be」ですが、いま聴いてみると仏教的な「無我」と相通ずるようなところが興味深く受け取れました。

 シングル・ヴァージョンはジョージ・ハリスンの間奏がアルバム・ヴァージョンや映画版とは異なります。


 さらに映画版では歌詞が一部異なり、"There will be no sorrow" との一節が含まれていました。


 1999年にポール・マッカートニーが、「The Rock and Roll Hall of Fame and Museum(ロックの殿堂)」入りを果たした際のライヴ・パフォーマンス。ビリー・ジョエル、ブルース・スプリングスティーン、ボノ(U2)、ボニー・レイット、ロビー・ロバートソン(元ザ・バンド)、エリック・クラプトンなど錚々たる面々と共演しています。

 2010年に行われたホワイトハウスでのパフォーマンスです。


 私事で誠に恐縮ですが、11月25日に母を亡くしました。今も気持ちの整理がつかず、心にぽっかりと穴があいたような状態ですが、現実をなるがままに受け入れ、しっかり前を向いて生きて行くことが母への何よりの供養であると思えます。

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コメント

こんばんは^^
"Let It Be"、しみじみする曲ですね。
シングル版と映画版では、間奏の部分が異なるんですね。
"There will be no sorrow"っていう違う歌詞が最後の方に出て来ていましたね。ジョージ(後半ではジョンも)のバックコーラスもついていましたね。
映画、解散に向かうビートルズを追ったドキュメンタリー映画なんですよね。ポールとジョージが口論しているシーンがあるみたいですし・・・。確か突然ゲリラライブが始まっちゃうんですよね・・・?
saya様、訪問していただき誠にありがとうございます。
映画『Let It Be』からは分裂、解散に向かう状態のビートルズを必死に繋ぎ止め、なおかつ素晴らしい作品に仕上げようとするポール・マッカートニーの熱意が伝わって来ました。それ故にジョージ・ハリスンとの口論が生じたのでしょう。こんな緊張感の中から「Let It Be」を始めとする名曲の数々が生まれたのは何とも皮肉なことです。しかし、当初のトゥイッケナム・フィルム・スタジオから自社ビルのアップル・スタジオに移ってからは和気あいあいの雰囲気に変わり、ルーフトップ・コンサートに繋がりました。

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