好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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Jackson Browne - Your Bright Baby Blues

 常日頃と言うほどではありませんが、私はしばしばパソコンで、「Jackson Browne」を彼の作品名や社会の出来事なども加えて検索することがあります。興味深いブログやサイトに出会って教えられることが多く、新たな発見に驚嘆。ジャクソン・ブラウンへの想いがますます膨らんで行きました。
 ところが、そんな刺激的なブログに臆面もなくコメントを送らせていただこうとしても数年前に更新が途絶えていることがしばしば。また、これは良かれとブックマークに保存してちょくちょく拝読していたブログにある日突然、「お探しのページを表示できません。」、「Page not found」などのメッセージが目に飛び込むことも往々にしてあるものです。ブログの書き手は今回のお題である「Your Bright Baby Blues」のように何らかの不安や挫折を経験し、打ちひしがれた状況の日々を過ごされているのでしょうか。


プリテンダープリテンダー
(2005/09/21)
ジャクソン・ブラウン

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YOUR BRIGHT BABY BLUES
俺はハイウェイで座り込んでいる
あのハイウェイの路肩で
誰もがどこかに向かっている
猛然と車を飛ばしながら
たぶんやることがたくさんあるのだろう
自分たちの生き方は間違っていないと
安心できるようになるまでは
俺のために神様へ祈ってくれよ
神様なら俺を赦してくださるだろうから

だから俺はこのハイウェイを行ったり来たりしたんだ
目に見える限り遠くまで
いくら早く走ろうとも
どうしても自分自身からは逃れられないようだ
どこにいようとも
自分がいたいところへ行くには
1日かかると思わざるを得ない
今、俺は故郷へ向かっている
川が海に注がれるように

この荒れ地を臨む
俺が君に見えるなら
言い当ててくれないか
俺が願うただひとつのことを
君は俺を解き放ってくれる
すべて君の優しく繊細な抱擁力の中で

君の目を見れば分かる
君の聡明なベイビー・ブルーの瞳
手に入れなければならないものが分からなくても
失うことはしたくないんだな
君は傍観者のように自分自身を見つめている
君の人生はゲームのようであり
自分自身を楽しませ続けるために
演じていることを疑問に感じないのだろう
辛くあたるつもりはないが
君は混乱しているように見える

ねぇ、俺の声が聞こえるのなら
ラジオの音を小さくしてくれよ
君に分かってもらいたいことは
ただひとつ
君が俺の傍にいてくれた時
愛が自分の魂をかき回していると感じていたのだ

あの満ち足りた気持ちを
手に入れることはもう難しい
俺の友だちがこう言ったのさ
「瞳を閉じて、こんなことをちょっとばかりやってみろよ」とな
自分が鳥のように高く飛び回っているように思えた
だが、下を見た時
俺は跪いていたのだ
今の俺には誰かの助けが必要なんだよ
お願いだから誰か俺を助けてくれ

俺が君なしではいられないように
君も俺なしではやっていけないのなら
俺が君に頼みたいことはただひとつ
俺の手を取って導き
君の庭の穴の中に放り込んで
この困難を切り抜けさせてくれ

 1976年にリリースされたアルバム、『Pretender』に収録の「Your Bright Baby Blues 」。この歌の主人公は恋人と心が通い合わなくなり、ハイウェイに腰を下ろしたり行ったり来たりと半ば自暴自棄となって自分自身からも逃げ出したい気持ちを訴えるのですが、結局のところ再び恋人に救済を求めています。また、ハイウェイはカウンター・カルチャーの真っただ中にいたジャクソン・ブラウンの世代の精神的放浪を象徴するものとも受け取れました。
 友人のアドバイスを受けての行動によって、「自分が高い空を飛び回っている」というくだりはドラッグ体験を指し示すものと思われます。しかし、それは現実逃避でしかなく、本当の自分の姿は「聡明なベイビー・ブルーの瞳の彼女」に救いを求めていることであると自覚。どうやら主人公が頼りにする恋人は、自分を困惑させると同時に安らぎを与えてくれる存在なのでしょう。あるいは別れた恋人への未練を断ち切ろうとして、ありのままの自分自身をさらけ出しての言動なのかもしれません。
 誰もが会社や学校などの組織に属し、仕事や人間関係に日々悩まされ続けています。そうした現実から抜け出したくなっても次の瞬間には我に返り、たいていの人は再び前を向いて歩き出そうとするもの。誰かの手を借りたとしても、つまるところ自分の道は自分で歩いて行かなければならないのは自明の理。ジャクソン・ブラウンはこの歌を書いたとき、「やっと恋を出来る状態になった」と述べたそうですが、恋愛を含めた自分自身の過去との訣別という意味合いが背景にあったと推測されます。

 2005年リリースの『Solo Acoustic Vol.1』収録のヴァージョン。



ジャクソン・ブラウン-ソロ・アコースティック第一集ジャクソン・ブラウン-ソロ・アコースティック第一集
(2005/10/26)
ジャクソン・ブラウン

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 2010年にリリースされたデヴイッド・リンドレーらとの共演盤、『Love Is Strange』に収められていたライブ・ヴァージョン。異国情緒が醸し出されたアレンジが心に響きます。



ラヴ・イズ・ストレンジラヴ・イズ・ストレンジ
(2010/05/19)
ジャクソン・ブラウン&デヴィッド・リンドレー

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 2010年に開催されたGlastonbury Festival出演時と思われるライヴ映像。



 ブログを停止されたり、閉鎖されたりする理由は個人的なことなので、赤の他人があれこれ勝手な詮索をするのは失礼なことでしょう。しかし、リンクを結んで仲良くさせてもらったブログに異変があると寂しさを禁じえません。たとえインターネットという空虚な世界の付き合いだったとしても、漠然とした懸念を抱いてしまうものです。
 
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コメント

おっしゃる通りに、寂しく感じますよね・・・
なんか友達を失くしたような感じになります・・・
kashin様、訪問していただきありがとうございます。
インターネットという空間の中での接触であり、何の面識もなく、たぶん実際に会うことがないと思われる方々ですが、突然に関係が断ち切られるとやりきれぬものを覚えてしまいます。リンクを結んでいただいているブログにも長く更新が途絶えたり、閉鎖同然のものもありますが、復活を願ってとりあえず削除するのは止めている次第です。
この曲で聞こえるlowell georgeのギターは、彼の最高傑作だと痛感します。
yam様、訪問していただき誠にありがとうございます。
ローウェル・ジョージはジャクソン・ブラウンにとってデヴィッド・リンドレー同様、良き先輩であり、同士だったのだと思われます。ローウェルの娘であるイナラはジャクソンが名付け親。彼らの絆の深さが偲ばれます。

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