好きな音楽のことについて語りたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Jackson Browne & Timothy B. Schmit - Let It Be Me

 申し訳ございませんが、今回もジャクソン・ブラウンです。但し、彼のオリジナル・アルバムから楽曲を取り上げるのではなく、ティモシー・B・シュミットとデュエットした「Let It Be Me」をお題としました。

Bye Bye, Love: Original Soundtrack AlbumBye Bye, Love: Original Soundtrack Album
(1995/03/14)
J.A.C. Redford、 他

商品詳細を見る

1. Let It Be Me
2. I Will
3. Don't Worry Baby
4. Bye Bye Love
5. Stones In The Road
6. Our House
7. So Sad (To Watch Good Love Go Bad)
8. This Little Girl Of Mine
9. Falling In Love Again
10. The Main Thing (Original Score Ballad)



LET IT BE ME
君と出逢えた日を心から感謝する
君の傍にいたい
お願いだから
君の傍にいさせておくれ

この天国のような幸せな場所から俺を連れ出さないでくれ
君が誰かにすがりつかなければならないのなら
今、そして永遠に
君の傍にいさせておくれ

二人が会う時にはいつも愛があり
俺はかけがえのない愛を見つける
君の素敵な愛なくして
人生なんてどんなものなんだろうか

だから俺をひとりにしないでくれ
俺だけを愛していると言ってくれ
そして君はいつも
俺を傍にいさせてくれるだろうことも

 マシュー・モディーン、ランディ・クエイド、ポール・ライザーらが主演するアメリカ映画『BYE BYE LOVE』(1995年公開)の挿入歌として、ジャクソン・ブラウンとティモシー・B ・シュミットのデュエットする「Let It Be Me」が収録されるとの話を耳にした当時、リリースをとても待ち遠しく思ったのを憶えています。多感な時代よりウエスト・コーストのロックに大きな影響を受けた者として、ジャクソンとティモシーの共演は垂涎の的。もっと早く、何らかの曲で二人のデュエットが実現していても良かったと言えるでしょう。

 映画は高校時代からの親友でバツイチという共通点もある3人の男たちの友情と、彼らを取り巻く様々な人間模様が描かれたコメディですが、キャストが地味だったせいか日本未公開に終わりました。ビデオ発売はあるもののレンタル店で見かけたこともありません。マシュー・モディーンは『The Hotel New Hampshire』(1984)、『Full Metal Jacket』(1987)などで好演、ランディ・クエイドはデニス・クエイドの兄で、『Last Picture Show』(1971)、『The Last Detail』(1973)、ライ・クーダーが音楽を担当した『The Long Riders』(1980)などに出演してキャリア豊富、ポール・ライザーは『Diner』(1982)、エディ・マーフィー扮する刑事の相棒役を演じた『Beverly Hills Cop』(1984)、『Aliens 2』(1986)、『Beverly Hills Cop2』(1987)などでコメディからシリアスな役までをもこなしていますが、3人ともいかにも名脇役といったイメージが強く、淡白な印象が否めません。そのあたりが災いして日本での公開が見送られたのかもしれません。

 この「Let It Be Me」はシャンソンのジルベール・ベコーがピエール・デラノートの共作で1955年に発表した「Je T'appartier」がオリジナルで、ソング・ライターのマン・カーティスが英詞をつけ、1957年にジル・コーリーが最初にレコーディング。1960年にはエヴァリー・ブラザーズが歌って全米7位まで上昇するヒットになりました。

 ジルベール・ベコーのオリジナル・ヴァージョンです。


 英詞でのファースト・リリースであるジル・コーリーのヴァージョン。


 エヴァーリー・ブラザーズのヴァージョン。


 この歌は数多くのアーティストに愛され、カヴァー・ヴァージョンは枚挙に暇がありません。YouTubeの映像から幾つかアップしますので、興味の持たれたものを聴いていただければ幸いです。

 1964年にリリースされたアンディ・ウィリアムスのアルバム『Wonderful World Of Andy Williams』に収録されていたヴァージョンのデュエットの相手は、当時妻だったクロディーヌ・ロンジェとのこと。また、クロディーヌ自信もアルバム『Colours』(1968)で録音しています。


 おしどり夫婦だった頃のソニー&シェールも1965年の『Look At Once』にて取り上げていました。今回はサム・クックの名曲「Bring It On Home」とメドレーで歌う二人のライヴ・パフォーマンスをお楽しみください。


 ボビー・ジェントリー&グレン・キャンベルの顔合わせは1968年のアルバム『Bobbie Gentry & Glen Campbell』に収録。ボビー・ジェントリー作の「Mornin' Glory」と続けてお聴きください。


 1965年にリリースされた「Down Town」のヒットで有名なイギリスの女性シンガー、ペトゥラ・クラークのヴァージョンは 『A Portrait of Petula』(1969)に収録。彼女は子役出身で、1969年公開の映画『Goodbye, Mr. Chips』において、ピーター・オトゥール扮する堅物のチップス先生と結ばれる美人女優のキャサリン役の好演も懐かしいところです。


 彼の人への想いを込めて静かに歌うかのようなロバータ・フラックのヴァージョンは、1970年のアルバム『Chapter Two』に収録。


 映画化もされたSFドラマ『Star Trek』のミスター・スポック役が有名な俳優レナード・ニモイも1970年の『The New World Of Leonard Nimoy』で歌っています。
 

 ボブ・ディランはお馴染みのしわがれた声でなく、1969年にリリースされたアルバム『Nashville Skyline』で披露した美声で歌い上げています。1970年の『Self Portrait』に収録。


 オーリアンズのヴァージョンは1982年の『One Of A Kind』に収録。


 フリオ・イグレシアスが1994年のアルバム『Crazy』にてアート・ガーファンクルをデュエットの相手に迎え、持ち前の甘く情熱的なヴォーカルでリスナーの心を魅了します。


 他にもスキーター・ディヴィス&ボビー・ベア(1965年の『Tunes For Two』に収録)、ブレンダ・リー(1965年の『Brenda Lee Sings Top Teen Hits』)、ナンシー・シナトラ(『How Does That Grab You?』)サム&デイヴ(1967年の『Soul Man』)、トム・ジョーンズ(1969年の『This Is Tom Jones』)、ジミー・ウェッブ(1970年の『Words And Music』)、エルヴィス・プレスリー(1970年の『On Stage - February, 1970』)、ナンシー・ウィルソン(1971年の『Kaleidoscope』)、ポインター・シスターズ(1974年の『Live at The Opera House 』)、ウィリー・ネルソン(1982年の『Always On My Mind』)、ボビー・コールドウェル(1995年の『Soul Survivor』)、アン・マレー&ヴィンス・ギル(2002年の『Country Croonin'』)、ロッド・ステュワート&ジェニファー・ハドソン(2009年の『Soulhook』、ニール・ダイアモンド(2010年の『Dreams』)など数々の秀逸なカヴァー・ヴァージョンレコーディングされています。

スポンサーサイト

コメント

こんな組み合わせもあったのですね。この「Let It Be Me」って山下達郎氏が自身のFM番組の企画で奥さんである竹内まりあと一緒に歌っている音源を過去に放送しています。それで知りました。見識の広い達郎氏の事ですから元ネタは、どの辺りなんでしょうね(笑)
kuwa様、訪問していただき誠にありがとうございます。
本文にも書きましたが、私は当時行きつけのレコード屋で、ジャクソン・ブラウンとティモシー・B・シュミットがデュエットする曲が映画のサントラに挿入されるとの情報を得ました。日本でもこの映画が公開されていれば、サントラの国内盤が発売されていたでしょうね。
竹内まりやさんのベスト・アルバム『Expressions』やライヴ・アルバム『Souvenir』に山下達郎さんとのデュエットによる「Let It Be Me」が収録されていますが、ご夫妻はこれまでに何度かステージでこの曲を披露されているとのこと。どのアーティストのヴァージョンをお手本にしているのか気になるところです。
Niceな特集記事ですね☆ボクには半分くらいしかこの曲のカヴァー・アーティストが思い浮かびませんです。。。
rakiworld21様、訪問していただき誠にありがとうございます。
元々はシャンソンだった曲が、英米でスタンダードになったことを興味深く思います。
拙いブログですが、今後とも宜しくお願い申し上げます。
こんばんは^^
私はエヴァリー・ブラザーズで知りました。
他にもいろんなアーティストが歌っているんですね。
元々はシャンソンだったんですね。
saya様、訪問していただき誠にありがとうございます。
エヴァリー・ブラザーズの繊細なハーモニーは心に滲みますね。「永遠の愛を誓う」といった内容が感動的です。こうした普遍的なテーマ故に、ジャンルを問わず様々なアーティストによって愛唱されているのでしょう。
Backstreetsさん、こんばんは。

大好きな曲です。
こんなに沢山のカバーがあったのですね。
エヴァリー・ブラザーズがオリジナルかと思っていました。

永遠の愛の誓い ですが
>Don't take this heaven from one.
この一節がとても切なく感じます。
shoppgirl様、訪問していただき誠にありがとうございます。
この曲は枚挙に暇がないほどのカヴァー・ヴァージョンが存在します。原曲はシャンソンですが、英米のアーティストにとって一度は歌いたい曲なんでしょうかねぇ。
歌詞の内容をじっくり味わっていると、永遠の愛を懇願しても結局は成就しないという意味も含んでいるようにも思え、とても切ない気がします。

コメントの投稿

URL
コメント

パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL : http://shadowdream25.blog105.fc2.com/tb.php/370-6fec095a
<< Neil Young - Only Love Can Break Your Heart | TOP | Jackson Browne - Tender Is The Night >>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。