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The Beatles - Real Love

 今回もビートルズの皆様に登場していただくことにしました。お題は「Real Love」。1996年にリリースされたアルバム、『Anthology 2』に収録されていた曲です。

アンソロジー(2)アンソロジー(2)
(1996/03/18)
ザ・ビートルズ

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REAL LOVE
私のささやかな計画や企みは
忘れ去られた夢のように消え
私が今までしてきたことのすべては
君を待ち続けることだったようだ

幼き少年少女のようにただ
ちっぽけなおもちゃで戯れる
彼らが今までしてきたことのすべては
愛を探すことだったようだ

ひとりぼっちではない
孤独なんかではない
本当の愛
本当の、そう、本当の愛
これが真実なのだ

今この瞬間からまさに
どこで自分の人生が始まるかが分かる
私が今までしてきたことのすべては
本当の愛を待ち続けることだったようだ

私は以前も愛に包まれていたが
心の中ではもっと愛を求めていた
私が今までしてきたことのすべては
君を待ち続けることだったようだ

恐れることはない
怖がることなんてない
本当の愛
本当の、そう、本当の愛
これが真実なのだ

 1988年にリリースされたジョン・レノンのドキュメンタリー映画『Imagine』のサントラ盤に未発表曲として陽の目を観ていた「Real Love」。ビートルズ・アンソロジー・プロジェクトが進行する最中の1994年、ジョンは「ロックン・ロール・オブ・フェイム」の殿堂入りを果たしました。その式典にて、ポール・マッカートニーと小野洋子さんが再会。これを機に小野さんは保管していたジョンのデモ・テープをポール、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターらに託したのです。
 そのテープに収められていたのはジョンがホーム・レコーディングしていた「Free As A Bird」と「Real Love」の2曲。FAB4の3人は小野さんの厚意を無にしないために、ビートルズの名に恥じぬよう粉骨砕身の覚悟で仕上げに取り組みことになりました。そして、プロデュースを担当したジェフ・リン(ELO)やジェフ・エメリックのチームらの協力のもと、ノイズを取り除いた上で楽器やバッキング・ヴォーカルを加える作業を行い、苦心惨憺で完成に漕ぎ着けたのです。
 ビートルズ・アンソロジー・プロジェクトの目玉となったこれら2曲。1977年頃にジョンによって録音されたという「Free As A Bird」は『The Beatles Anthology 1』(1995年12月リリース)に収録され、今回紹介する「Real Love」は1979年から80年頃にレコーディングされたトラックで、記事の冒頭で述べたように翌96年発表の『Anthology 2』に収められました。


 ジョンのソロ・パフォーマンスも紹介しておきます。まず、映画『Imagine』のサントラ盤に収録されていたヴァージョン。ジョンのアコースティック・ギターの弾き語りによるもので、完成品とは歌詞が異なります。1969年から70年にかけてレコーディングされたとのこと。



 2004年にリリースされたジョン・レノンのアルバム『Acoustic』に収録されていたヴァージョン。これも歌詞が異なり、顕著なところはビートルズ版で、"No Need To Be Alone" (ひとりぼっちではない)のところが、"Why Must We Be Alone" (なぜひとりぼっちにならなければいけないのか)と歌われていました。ジョンにどのような心境の変化があったのかを鑑みると、とても興味深いものです。



 1998年にリリースされた『John Lennon Anthology』収録のヴァージョン。ピアノの弾き語りです。ジョンは同様のテイクを9つも録音していたので、これがビートルズ版のベースになったかは定かでありません。



 YouTube に The Beatles - Real Love (Live - 1994) という画像を発見しました。どうせカヴァー・バンドの演奏だろうと思ったのですが、写された聴衆の数が気になってクリックしたところビートルズの皆様が登場。FAB4のソロ・パフォーマンスを巧みに編集したもののようです。



 過去にビートルズ再結成の噂が幾度となく飛び交う度、歓迎と抵抗が葛藤する複雑な心境に陥ったものです。でも、1995年、天上界の人となったジョンを除く3人がアンソロジー・プロジェクトのために集まり、「Free AS A Bird」と「Real Love」という2曲の新曲を発表した時はこのうえない喜びと驚嘆を覚えました。今こうして、こんな映像を観せられてはジョンとジョージに降臨していただき、FAB4からのクリスマス・プレゼントして一夜限りのステージを目の当たりにしてみたいという贅沢な望みを心に抱いてしまいます。
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