好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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Joanie Sommers - Johnny Get Angry

むさ苦しい野郎ども・・・・・・・、もとい凛々しく雄々しい男性陣が続いたので今回はキュートな歌声の女性シンガーに登場していただきます。その人の名はジョニー・ソマーズ。彼女が1962年5月にリリースした「Johnny Get Angry」を取り上げることにしました。

内気なジョニー内気なジョニー
(2008/06/25)
ジョニー・ソマーズ

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1. Johnny Get Angry
2. A Nightingale Sang In Berkley Square
3. The Piano Boy
4. I Don't Want To Walk Without You
5. Mean To Me
6. Shake Hands With A Fool
7. One Boy
8. Since Randy Moved Away
9. (Theme From) A Summer Place
10. Seems Like Long, Long Ago
11. Little Girl Blue
12. I Need Your Love

ジョニー・ソマーズは1941年2月24日、ニューヨーク州のバッファローで誕生しました。10歳の時には地元のTVショーに出演するど、早くから歌手としての才能が開花しています。1954年、彼女の一家はカリフォルニア州ヴェニスに移住。ハイ・スクールやカレッジ時代を通じて、ジョニーは学生バンドのリード・シンガーとして活動しています。
そんなある日、地元のナイト・クラブで歌っていたところをスカウトされ、59年にトミー・オリヴァーのバンドに専属歌手として参加し、カリフォルニア各地を巡業。同年、名門ジャズ・クラブ「ライトハウス」での歌唱が評判となり、ワーナー・ブラザーズとソロ・シンガーとして契約に至りました。まず、企画アルバムの中で「Am I Blue」をレコーディングし、次いでTVドラマ『77 Sunset Strip』のクーキー役として人気を博したエドワード・バーンズが出したシングルB面のデュエット・パートナーに抜擢。そうした実績を積み、1960年には満を持して念願のファースト・アルバム『Positively The Most』のリリースへと漕ぎ着けたのです。

Positively the Most / Softly Brazilian SoundPositively the Most / Softly Brazilian Sound
(2008/01/29)
Joanie Sommers

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1964年発表のボサノヴァ・テイストのアルバム『Softly Brazilian Sound』とのお得な2in1。

ジョニー・ソマーズのデビュー・アルバムにはアート・ペッパーやマーティ・ペイチ楽団が参加し、ジャズ色が強い仕上がりになっていました。ところが、彼女の愛くるしいキャラクターやシルキー・ヴォイスと称される鼻にかかったハスキーな歌声からなされた判断なのか、60年8月にシングル「One Boy」をリリース。元々は入隊するエルヴィス・プレスリーをモデルにしてロックン・ロールやアイドルに熱中する若者たちの姿を描いたミュージカル、『By By Birdie』(1960年初公演)の挿入歌だった曲です。シングルはティーン・エイジャーを中心とした幅広い層へ向けてアピールし、アルバムは大人の心をつかむといったレコード会社の戦略が垣間みれました。


シングル「One Boy」は全米54位とまずまずのヒットに終わりましたが、ポップ・シンガーとしてのジョニー・ソマーズの存在を知らしめるには十分な結果を得たと言えるでしょう。ナイト・クラブのステージに加えてテレビ出演の仕事が次々と舞い込み、多忙な日々を送ることになりました。そして、62年5月には今回紹介する「Johnny Get Angry」がリリースされ、全米7位まで上昇。彼女の人気を決定づけたのです。


JOHNNY GET ANGRY
ジョニー、私たち終わりだなんて、私、言ったみたいだけど
あなたがどうするかって確かめてみたかっただけ
そこに突っ立って、うなだれているけれど
そんな姿を見ていると、私、死にたくなるわ

ねぇ、ジョニー、怒りなさいよ めちゃくちゃに
今までで一番きついお説教をしてあげるわ
私は勇敢な男の人がいいの
原始人みたいな粗野な人がいいのよ
私のことを好きだって証拠を見せてちょうだい
本当に好きだってことを

ダンスをする時はいつも
フレディに絶えず割り込ませる隙を与え
彼が代わってくれてもいいだろうて言っても
あなたは黙ったまま
あなたはそんな意気地なしでかまわないの

ねぇ、ジョニー、怒りなさいよ めちゃくちゃに
今までで一番きついお説教をしてあげるわ
私は勇敢な男の人がいいの
原始人みたいな粗野な人がいいのよ
私のことを好きだって証拠を見せてちょうだい
本当に好きだってことを

女の子なら誰でも
尊敬できる人が欲しいもの
ねぇ、私があなたを愛しているのを分かってるんでしょう
思い知らせてよ、あなたが私を支配しているってことを

ねぇ、ジョニー、怒りなさいよ めちゃくちゃに
今までで一番きついお説教をしてあげるわ
私は勇敢な男の人がいいの
原始人みたいな粗野な人がいいのよ
私のことを好きだって証拠を見せてちょうだい
本当に好きだってことを

ジョニー、私を気にかけて ジョニー
ジョニー、ジョニー、ジョニー

私は今でも女心というものが理解出来なくて、数々の失敗をし続けています。この歌の主人公の女の子は積極的で、当時としては大胆な人に思えました。それに引き換えジョニー君は恋人を他の男に奪われそうになっても何の抵抗も出来ないような情けない男。それでも主人公の女性はこのジョニーのことが好きで、彼のもとを去る気になれない様子です。草食系男子なる人々のことが話題になっている昨今ですが、こんなはっきりしないかよわき男性には母性本能をくすぐる魅力があるのかもしれません。ジョニーが自信をつけて変わってくれることを懇願する姿が実にけなげです。挑発しながらも最愛の男の子を慕う女の子の心情とジョニー・ソマーズの可憐な歌声が相まって、男心をくすぐり大ヒットにつながったのでしょう。
この歌を聴いていると、私も若かりし日々の記憶が甦ってきました。近くにいた女性の行動や行為。彼女から掛けられた言葉。ひょっとすればあの人はあの時あんなことを思っていたのかなと勝手な解釈をしてしてしまうものです。
ちなみにこの曲の作詞はバート・バカラックの相棒として有名なハル・デヴィッド。ここではシャーマン・エドワーズと組んでいました。女性の心理を理解し、その洞察力に感服します。乙女心の機微を描いて「女の子以上に女の子の気持ちがわかっている」と女性に言わしめたとされる太宰治の小説『女生徒』(1939年)と同じく、世に出るクリエイターの感性のアンテナは鋭く張り巡らされているのだと思いました。

シングル・ヒットした「johnny Get Angry」が収録されたアルバムは1962年7月にリリース。その後も順調にシングルをリリースしていたジョニー・ソマーズでしたが、1960年代の半ば以降は大人向きの路線に専念。ジャズやボサノヴァ・タッチのアルバムを発表し、ジャズ・シンガーとしての地位を確固たるものにしました。60年代末には結婚して家庭に入り、育児に専念していましたが、1980年代にカム・バック。現在も現役で元気に歌い続けています。

1999年のライヴ映像のようです。


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コメント

Johnny Get Angry
流行りましたよね
そう云えば
当時Album集めていましたね♪

God bless you...
Azumi様、コメントありがとうございます。
リアルタイムで経験されていたんですね。私は後追いなので羨ましく思います。
本当にキュートで素晴らしいシンガーです。
こんばんは^^
地震はどうでしたか?
こちらは余震が続いていて怖いですが、私は大丈夫です。
ジョニー・ソマーズの"Johnny Get Angry"(内気なジョニー)、可愛い歌ですよね。
間奏の独特な音がいいですね。
"One Boy"も可愛い歌ですね。
ジョニー・ソマーズって今も現役なんですかー。すごいです。
saya様、コメントありがとうございます。
京都はかなり揺れたという声もあれば、まったく感じなかったと言う人もいて様々でした。
間奏で使われたカズーの音色がジョニー・ソマーズの愛くるしさをいっそう引き立てているかのようですね。ポップスを歌うジョニー・ソマーズも素敵ですが、ジャズやボサノバも大人っぽくて魅力的ですよ。

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