好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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Scott Mckenzie - San Francisco(Be Sure To Wear Flowers In Your Hair)

いつまでたっても厳しい猛暑が続いています。こんな日はカリフォルニアの青い空と爽やかな風に思いを馳せてしまいがちですが、今回はサンフランシスコに目を向けることにしました。取り上げる曲は「San Francisco(Be Sure To Wear Flowers In Your Hair)」。スコット・マッケンジーが1967年に大ヒットさせた「花のサンフランシスコ」です。

花のサンフランシスコ(ヴォイス・オブ・スコット・マッケンジー)(紙ジャケット仕様)花のサンフランシスコ(ヴォイス・オブ・スコット・マッケンジー)(紙ジャケット仕様)
(2006/09/20)
スコット・マッケンジー

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スコット・マッケンジーは1939年1月10日、フロリダ州ジャクソンヴィルに生まれました。キャリアのスタートはドゥー・ワップ・グループで歌い始めた14歳の頃。数年後にジョン・フィリップスと知り合い、1959年にアブストラクツを結成。翌60年にスムージーズと改名してデッカ・レコードからデビューするも不発に終わっています。61年、グループ名をジャーニーメンと変えて活動を再開。3枚のアルバムを発表した後、スコットはソロに転向して65年にキャピタル・レコードからシングルをリリースしました。
1966年、ジョン・フィリップスはジャーニーメンをママス&パパスに発展させ「California Dreaming(夢のカリフォルニア)」をヒットさせます。スコットは彼の口利きでCBS傘下のエピックに移籍。翌67年にミシェル・ポルナレフ、ジェフ・スティーヴンス共作の「No, No, No, No, No」を移籍第一弾としてリリースしました。



この曲はさほど話題になりませんでしたが、同年、ジョン・フィリップスはモンタレー・ポップ・フェスティヴァルのテーマ曲となる「San Francisco (Be Sure To Wear Flowers In Your Hair)」をスコットに提供。全米4位、全英1位の大ヒットを記録しました。
公民権運動、女性解放運動(ウーマン・リヴ)、環境保護運動、ヴェトナム反戦運動などが相次いで起こった激動の1960年代。自然への回帰や個人の魂の解放などを訴え、ヴェトナム戦争に反対する平和運動、伝統や制度などの既成の価値観への疑問、既存の社会への異議申し立てを行ったカウンター・カルチャーの隆盛とフラワー・ムーヴメントと呼ばれるヒッピーたちの様子がこの歌の中に描写されています。
また、1960年代は伝統的なキリスト教的価値観が若者たちの間で疑問視される一方で、東洋の思想や宗教に目が向けられた時代でした。曲中に使われたシタールの音色がそうした雰囲気を的確に表現しています。



SAN FRANCISCO (BE SURE TO WEAR FLOWERS IN YOUR HAIR)
サンフランシスコへ行くんだったら
必ず髪に花を挿しなさい
サンフランシスコへ行くんだったら
きっと優しい人々に出会うはずだから

サンフランシスコに来る人々のために
夏にはそこでラヴ・インが行われるだろう
サンフランシスコの通りには
花を髪に挿した優しい人々がいる

国中を揺るがす
この不思議なヴァイブレーション(振動)
人々はじっとしていられない
新しい考え方を持った
巨大なジェネレーションが集まる
人々はじっとしていられない
人々はじっとしていられない

サンフランシスコに来る人々のために
必ず花を挿して上げなさい
サンフランシスコに来るんだったら
夏にはそこでラヴ・インが行われるだろう
もしサンフランシスコに来るんだったら
夏にはそこでラヴ・インが行われるだろう

1960年代のカウンター・カルチャーの動きは70年代に入ると終焉に向かいました。いくら反戦を叫んでいても、当時のアメリカの若者たちは自国が敗北濃厚という結果に何かやりきれぬ違和感や喪失感、そして、手放しでは喜べぬ感情を覚えていたのでしょう。種々の抵抗運動や異議申し立ても既存の体制の寛容さの中に飲み込まれて行ってしまいました。そうした状況の中で、ある人は引き続き政治活動を続け、ある人は環境保護運動に関わり、ある人は反核・反原発を唱え、ある人は宗教に帰依することになります。しかし、そんな活動は過激な側面を含み、現代社会においてとても容認できない結果をもたらしていることは言うまでもありません。

モンタレー・ポップ・フェスティヴァルにおけるスコット・マッケンジーとママス&パパスの共演映像です。


1964年代に「Down Town」のヒットで一躍イギリスを代表する女性シンガーとなったペトゥラ・クラークも1967年発表のアルバム『These Are My Song』で取り上げていました。
http://www.youtube.com/watch?v=5CFNwNE5b4s

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コメント

所謂
Flower Musicですよね
一つに時代の音楽でしょうか
時代を反映してます♪

素敵な
週末を
お過しくださいね♪

God bless you...
このCD持ってます。CD化したときにセカンドと迷いましたけど「花のサンフランシスコ」に勝てませんでした(笑)

ジョンフィリップスや先日はママキャスのアナログも手に入れました。
本家のママス&パパスは一枚も持っていないのに・・・・

ケニー・エドワースがお亡くなりになったようですね・・・合掌
Azumi様、コメントありがとうございます。
この歌は時代を的確に捉えたていたが故に、多くの若者の共感を得たのでしょう。子供の時に見た当時の風俗を懐かしく思います。
9月になっても猛暑の日々が続いておりますが、Azumi様も素敵な週末をお過ごしください。
Azumi様、コメントありがとうございます。
この歌は時代を的確に捉えていたが故に、多くの若者の共感を得たのでしょう。子供の時に見た当時の風俗を懐かしく思います。
9月になっても猛暑の日々が続いておりますが、Azumi様もお体に気をつけて素敵な週末をお過ごしください。
Azumi様、コメントありがとうございます。
この歌は時代を的確に捉えていたが故に、多くの若者の共感を得たのでしょうね。子供の時に見た当時の風俗を懐かしく思います。
9月に入っても猛暑の日々が続いておりますが、Azumi様もお体に気をつけて素敵な週末をお過ごしください。
kuwa様、コメントありがとうございます。
どちらか一枚いえば迷ってしまいますよね。殆ど他人の作品で占められたファーストに比べ、セカンドはすべてスコット・マッケンジーの作で構成されています。ライ・クーダー、ラスティ・ヤング、クレイグ・ダーギらの参加も興味深いところでした。
私もママス&パパスよりもママ・キャスのソロのほうが耳に馴染みます。レコード会社の意向に縛られず、自分が本当にやりたかった音楽を実践しているからでしょうね。
是生滅法。人はいつかは死ぬ運命にあるとはいえ、ケニー・エドワーズの急逝はとても残念なことです。
「花のサンフランシスコ」懐かしい曲です 思わず口ずさみました 
甘酸っぱい音色が音楽オタク部屋中流れてる感じがします
  思い出させて頂いて有難う御座います
これからも、心に残るSSWの名曲 紹介して下さい 宜しく。
ナルダン外宮ファン様、コメントありがとうございます。
1960年代から70年代のロック/ポップスはメロディーが美しく、サウンドもシンプルなのでいつまでも心に残りますね。
シンガー・ソング・ライターには少々飽きてしまったので、馴染める何か別の音楽を模索しているところです。

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