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Linda Ronstadt - Prisoner In Disguise

今回も引き続きリンダ・ロンシュタットさんに登場していただきます。お題は「Prisoner In Disguise」。彼女が1975年に発表した通算6作目のアルバムです。

哀しみのプリズナー(紙ジャケット)哀しみのプリズナー(紙ジャケット)
(2010/07/07)
リンダ・ロンシュタット

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1. Love Is A Rose
2. Hey Mister, That's Me Up On The Jukebox
3. Roll Um Easy
4. Tracks Of My Tears
5. Prisoner In Disguise
6. Heat Wave
7. Many Rivers To Cross
8. The Sweetest Gift
9. You Tell Me That I'm Falling Down
10. I Will Always Love You
11. Silver Blue

1974年に発表された前作『Heart Like A Wheel』はシングル・カットされた「You're No Good」とともに全米1位に輝き、リンダ・ロンシュタットを一躍スターダムに押し上げました。このアルバム『Prisoners In Disguise』は前作の延長線上にあるものの、さらに表現力を増したリンダの逞しくたおやかな歌唱が全面に響き渡っています。また、女性らしい繊細な心づかいや情感あふれた様子が垣間見えることも見逃せません。
今作では心地よいカントリー風のアレンジを施した楽曲が幾つかありますが、これを境に暫く減少傾向を辿ります。前作の大ヒットによってポップ路線に舵を切り始めたことが正しかったと判断したのでしょうか、有名な曲にも臆することなく堂々と臨むリンダの歌声には自信がみなぎっているようにも受け取れました。

アルバムのオープニング・ナンバーはニール・ヤング作の「Love Is A rose」。ライブ映像をご覧ください。まずは1977年のアトランタでのステージから。


続いて1976年のドイツ公演のライヴ映像。


LOVE IS A ROSE
恋は薔薇の花 だけど摘まないほうがよい
茎から離すと育たないから
掌に刺さった刺
摘み損なったことを思い知る
自分のものだと言ったとたんに
恋しい人を失う

見たことのないものを見たい
昔ながらの夢に生きたい
おいでよ 恋しい人 一緒に行こう
いま最良のものを手に入れよう

踊りに行きたい なつかしのホーダウン
昔ながらの西部の町
足を引きずっていたら拾ってね
乗せてくれたら荷馬車に干し草を積んだげる

恋は薔薇の花

ニール・ヤング自身のヴァージョンは1974年に発売が見送られた幻のアルバム『Homegrown』(1974)に収録される予定でしたが、結局1977年のアンソロジー・アルバム『Decade』で陽の目を見ました。今回はライヴ音源をお聴きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/watch?v=yQmXDwyxwCo

ナナ・ムスクーリも『Rose & Sunshine』(1979)で取り上げていました。クラシックの素養のある卓越した歌唱力を誇る彼女はジャンルに関係なく幅広いレパートリーを持っています。
http://www.youtube.com/watch?v=44FT7IpMarg

次はジェイムズ・テイラー作の切ないバラード「Hey Mister, That's Me Up On The Jukebox」。スティール・ギターはダン・ダグモアが弾いています。
http://www.youtube.com/watch?v=29AL76lEfvA

JTのオリジナル・ヴァージョンは『Mud Slide Slim』(1971)に収録。今回はライヴ音源でお聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=jjiPr1jxVZ4

ローウェル・ジョージ(リトル・フィート)作の「Roll Um Easy」。ある男が放浪の旅に果てにヒューストンで出会った女に惚れ込んだという内容の歌です。スライド・ギターには当然の如くローウェル・ジョージが参加。オリジナル・ヴァージョンはリトル・フィートの『Dixie Chicken』(1973)に収録。


スモーキー・ロビンソン、メリー・タープリン、ウォーレン・ムーア作の「Tracks Of My Tears」。


こちらは1976年のドイツ公演の映像です。


Tracks Of My Tears
私はパーティーには打ってつけの賑やかな人だとみんなが言うの
そりゃジョークのひとつやふたつは言うわ
どんなに大声で楽しそうに笑っていても
心の奥底はブルーなのよ

私の顔をよく見て
笑顔が不自然だってわかるでしょ
傍に寄れば気がつくはず
私の涙の跡が

あなたが必要
あなたがいないと駄目なの

あなたが私のもとを去り
私が他の男と一緒にいて
楽しそうにしているのを見たとしても
その人はどんなに素敵なひとでもただの代役
あなたが永遠唯一の人なの

外観は仮面を付けて華やかに装い
心の内面では希望が薄れて行く
あなたが私を落ち込ませてから
私はただの道化師 
私の笑顔は作り物
あなたと別れてからずっとそうなのよ 

ボブ・ディランをして「20世紀最高の詩人のひとり」と言わしめたスモーキー・ロビンソン。スモーキー・ロビンソン&ミラクルズのオリジナル・ヴァージョンは1965年に全米16位のヒットを記録しています。
この曲はオリヴァー・ストーン監督の映画『Platoon』(1986年公開)の挿入歌に使われました。明日は最前線でベトコンとの戦闘が待ち受ける米兵たちが、酒やドラッグで気を紛らわし一夜の快楽に耽るというシーンで流されていたのです。映画には無抵抗の民間人への虐殺、米兵の麻薬汚染などヴェトナム戦争の真実の姿とともに、ストーン監督自身の分身であるクリス(チャーリー・シーン)、冷酷非情なバーンズ軍曹(トム・ベレンジャー)、正義感の強いエライアス軍曹(ウィレム・デフォー)らの人間模様が描かれていました。
http://www.youtube.com/watch?v=3M1TvaWkC0w&feature=fvsr

この曲は多くのアーティストに取り上げられ、カヴァー・ヴァージョンは数知れず。宜しければ下記のURLをクリックしてお楽しみください。
まず、ジョニー・リヴァース。1967年にリリースされて全米10位まで上昇しました。アルバム『Rewind』に収録。
http://www.youtube.com/watch?v=yQbc-Q113Gw

続いてグラディス・ナイト&ザ・ピップス。1968年発表の『Silk N' Soul』に収録。
http://www.youtube.com/watch?v=NbThNfqaoR4

次は大御所ディーン・マーティン。1970年発表。
http://www.youtube.com/watch?v=OjNWU-pCdn0

続いてはスティーリー・ダンやドゥービー・ブラザーズで活躍したマイケル・マクドナルド。2005年発表の『Motown 2』に収録されています。
http://www.youtube.com/watch?v=k2R5cQxKj3U

リンダ・ロンシュタットの盟友ドリー・パートンも2008年の『Backwoods Barbie』で歌っていました。
http:///www.youtube.com/watch?v=qs2lQb_Opbs

1993年にエルヴィス・プレスリーの「Can't Help Falling Love(好きにならずにいられない)」(アルバム『Promises And Lies』に収録)のカヴァーで全米1位を獲得したさせたイギリスのレゲエ・ボップ・バンドのUB40もこの曲をレコーディングしています。2010年のアルバム『Labour Of Love 4』に収録。
http://www.youtube.com/watch?v=KSNggBwN9rc

J.D.サウザー作の表題曲「Prisoner In Disguise」。囚われ人のように態度をはっきりさせない恋人に業を煮やすといったけなげな様子が歌われていました。前回扱った「Don't Cry Now」と同じく、J.D.が書いた楽曲をアルバムのタイトルにしていることからも二人の関係が濃密であったと窺い知れそうです。ハーモニーとアコースティック・ギターはJ.D.が担当。アンドリュー・ゴールドがピアノを弾いていました。
http://www.youtube.com/watch?v=syr-wOMxvtc

お気に入りのアルバムを取り上げたために熱が入り過ぎて、自分勝手な思いをだらだらと書いてしまいました。今回はレコード時代でのA面の曲でひとまず終了し、次回にB面を紹介します。

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