好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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Sharon Shannon & Friends - The Diamond Mountain Sessions

安易にジャクソン・ブラウンが参加したアーティストの作品ばかりを続けていたのが災いしたのか、ここのところアクセス数が激減しております。勝手ながら鳩山首相の電撃辞任および菅総理大臣選出のあおりを受けたものと解釈したいのですが、稚拙な音楽ブログと全く関係あるはずもなく、ただただ内容が至らぬだけのことでありましょう。
そんなつまらぬことをぼやいておりますが、今回もジャクソン・ブラウンが参加したアルバムを取り上げてしまいました。ご登場いただくのはアイルランドのアコーディオン/フィドル奏者シャロン・シャノン。彼女が豪華ゲストを招いて2000年にリリースした『The Diamond Mountain Sessions』がお題です。

ダイヤモンド・マウンテン・セッションズダイヤモンド・マウンテン・セッションズ
(2001/01/20)
シャロン・シャノン&フレンズ

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1. Costa de Galicia
2. Galway Girl
3. Diamond Mountain
4. Slan le Van
5. Four Jimmys [The Fitz Theme]
6. A Man of Constant Sorrow
7. Say You Love Me
8. Pernod Waltz
9. Hound of Letterfrack
10. On the Banks of the Old Pontchertrain
11. Love Love Love
12. Jota Do Porto Do Cabo
13. Fire in the Bellies
14. Northern Lights

シャロン・シャノンは1968年11月12日にアイルランドのクレア州に生まれました。幼少時よりアコーディオンを弾き始め、10代半ばにしてプロとして活動を開始しています。20歳の頃にトラッド・バンドのアーカディに参加。その後、孤高の吟遊詩人と評されるマイク・スコット率いるザ・ウォーター・ボーイズに加入(1989-90)し、世界中をツアーで回りながら経験を積み、ロック、ジャズ、カントリー、ブルースといった様々な音楽の要素も吸収していきました。1991年にはファースト・アルバムを発表。彼女の門出を祝うように、ザ・ウォーター・ボーイズやU2のメンバーが参加しています。

今回紹介するのはシャロン・シャノンにとって4枚目のアルバムとなる『The Diamond Mountain Sessions』。シャロンのお気に入りのアーティストをゲストに迎えたオムニバス形式で構成された一枚です。彼女の類稀な演奏テクニックと豊かな表現力がゲスト・アーティストの個性と融合し、新たなる魅力を生み出していました。

アウトローと称されるカントリー・ロッカーのスティーヴ・アールがヴォーカルを担当した「Galway Girl」。スティーヴのオリジナル作品で、彼が2000年に発表した『TRANSCENDENTAL BLUES』にも収録されていました。


むさくるしい・・・・・・もとい雄々しいスティーヴ・アールのバックでアコーディオンを奏でる可憐なシャロン・シャノンの姿をご覧ください。


ジャクソン・ブラウンをゲスト・シンガーに迎えたトラディショナル曲「A Man of Constant Sorrow」。ボブ・ディランも1962年のデビュー・アルバム『Bob Dylan』の中で歌っていました。なお、ボブ・ディランのヴァージョンとは歌詞が異なります。ジャクソン・ブラウンはボブ・ディランのヴァージョンが昔から好きだったと語っていましたが、独自性を発揮するために歌詞を書き替えたのかもしれません。


A MAN OF CONSTANT SORROW
俺は悲しみの絶えぬ男
面倒なことばかりに出会う毎日
コロラドに別れを告げよう
そこは少年時代を過ごしたところさ
君の母さんが言うには
俺はよそ者だと
君がこの俺を見ることはもうないだろう
でも一つだけ約束しよう 可愛い人よ
俺たちは神様の黄金の岸辺でまた巡り会うのさ

俺はカリフォルニアに戻る
俺が生まれたところだ
君からこんなひどい仕打ちを受けると分かっていたなら
神に懸けて絶対にこんな所へ来やしなかったよ

この世にいる限り俺はあてもなくさまよう運命にある
氷や雪 霙や雨に打たれがら
俺は旅立とう 悲しみは水に流し
そしてスペイン南部への道をたどるのだ

ボブ・ディランのヴァージョンは1962年発表のデビュー・アルバム『Bob Dylan』に収録されています。


アリソン・クラウス&ユニオン・ステーションのライヴ映像も宜しければご覧ください。猛者たちに囲まれた紅一点のアリソン・クラウス。彼女のフィドルの音色が清涼剤のように印象的です。


一般市民の視点や感覚でアメリカ社会の苦悩を浮き彫りにすることで定評のあるジョン・プライン参加の「 Love Love Love」。シャロン・シャノンと同じくアコーディオンが本業のMary Stauntonがリード・ヴォーカルを取っています。この曲はジョン・プラインの作で、彼のオリジナル・ヴァージョンは1986年発表の『German Afternoons』に収録されていました。


この他にもジャクソン・ブラウンと関連の深いガルシアのガイタ(バグパイプ)奏者カルロス・ヌニェスが参加した「Costa de Galicia」、6本のフィドルの競演に圧巻される「Northern Lights」など聴きごたえのある曲に魅了されます。
軽快でドライヴ感溢れるアコーディオンの音色とチャーミングな容姿。1994年リリースのセカンド・アルバム『Out The Gap』ではUKレゲエの重鎮デニス・ボーヴェルのプロデュースのもとレゲエ/ダブのリズムを取り入れるなど、トラッドの枠にとらわれない姿勢で音楽性の幅を広げる作業を行ってきました。瑞々しい感性と豊富なアイデアを持ったシャロン・シャノンは今後も新しい試みに満ちたトラッド音楽を作り出して行くことでしょう。

2009年にシャロン・シャノンとザ・ウォーターボーイズが共演した映像です。この「Saints & Angels」は2009年にシングル盤でリリースされました。


もう1曲。1992年頃の映像でボブ・ディラン作の「Forever Young」です。ザ・ウォーターボーイズのグループ名の由来はルー・リードのアルバム『Berlin』(1973年発表)に収録された「The Kids」の歌詞から借用されていましたが、マイク・スコットはボブ・ディランにも影響を受けているとのこと。翳りのあるマイク・スコットの歌声ですが、ディランを彷彿させる印象も窺えます。

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