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Linda Ronstadt - WINTER LIGHT

春を思わす雨が降り注ぎましたが、まだまだ寒い日が続くようなので心暖まる1枚を取り上げることにしました。今回ご登場を願う方はリンダ・ロンシュタット。彼女が1993年に発表したアルバム『WINTER LIGHT』について少しばかり述べることにします。

Winter LightWinter Light
(1993/11/23)
Linda Ronstadt

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1. Heartbeats Accelerating
2. Do What You Gotta Do
3. Anyone Who Had a Heart
4. Don't Talk (Put Your Head on My Shoulder)
5. Oh No, Not My Baby
6. It's Too Soon to Know
7. I Just Don't Know What to Do With Myself
8. River for Him
9. Adonde Voy
10. You Can't Treat the Wrong Man Right
11. Winter Light

全米7位を記録した1989年の『Cry Like A Rainstorm, Howl Like The Wind 』以来、『Mas Canciones』、『Frenesi 』とスペイン語で歌ったメキシコ歌集を立て続けにリリースしていましたが、これは久々のポップ・アルバム。ジミー・ウェブ、アンナ・マッガリグルといったお馴染みのアーティストの楽曲に加えて、お得意のオールディーズ作品、ビーチ・ボーイズやバート・バカラックのナンバーなどが花を添えていました。
かつてのように情熱に任せるだけでなく、ある時は情感豊かに、ある時は抑制を利かせてしっとりと歌い込むリンダの変幻自在なヴォーカル・パフォーマンス。そんな彼女の歌声をシンセサイザーの効果的な響きが支えています。
これまでリンダが発表してきたアルバムと比べると、少々地味な印象は拭えません。しかし、曲によって様々な表情を窺わせる表現力の豊かさ、決して古さを感じさせない新鮮さが、寒空の中に煌めく一筋の光のように受け取れました。
プロデュースはリンダ自身とジョージ・メッセンバーグ。気心の知れたラス・カンケル(ドラムス)とリー・スクラー(ベース)が殆どの曲に参加していました。キー・ボードを担当しているロビー・ブキャナンはピーボ・ブライソン&レジーナ・ベルが歌って全米1位を記録したディズニーのアニメーション映画『Araddin'』(1992年公開)のテーマ曲「A Whole New World」のアレンジで知られる人。このアルバムでも存在感を示しています。

それではアルバムの中から何曲か紹介しましょう。オープニング・ナンバーはケイト&アンナ・マッガリグル姉妹のアンナが書いた「Heartbeats Accelerating」。ヴァレリー・カーターとのツイン・ヴォーカルの対比がアンナ・マッガリグル独特のメロディー・ラインを際立たせています。


HEARTBEATS ACCELERATING
愛よ 愛よ いったいどこにいるの?
私を探して外にいるの?
愛よ 愛よ いったいどこにいるの?
私は待っているのよ
動悸が激しくなっていく

すべてが静まったら来てくれるの?
川からか 丘からか
愛よ 愛よ いったいどこにいるの?
私は待っているのよ
動悸が激しくなっていく

土曜の夜に来てくれる?
たぶんその頃がちょうどいい時間
愛よ 愛よ いったいどこにいるの?
私は待っているのよ
動悸が激しくなっていく

私の部屋に忍び込んだら
あなたはこの世のどんな姿を身にまとうの?
愛よ 愛よ いったいどこにいるの?
私は待っているのよ
動悸が激しくなっていく

ケイト&アンナ・マッガリグルのヴァージョンです。1990年リリースのアルバム『HEARTBEATS ACCELERATING』に収録されていました。あくまでもイメージ映像ですので、踊っている人はケイトさんでもアンナさんでもありません。


大変失礼しました。ご本人たちが演奏する映像をご覧ください。


続いて、「Do What You Gotta Do」。画質、音声ともに良くないうえに、途中で切れてしまい恐縮です。2004年のライヴ映像で、歌う姿に貫禄、もとい風格が出ていました。この曲はジミー・ウェブのペンによるもので、これまでにも数多くのアーティストが取り上げています。


個性的な歌声で知られるジャズ・シンガー、ニーナ・シモンのヴァージョン。ジャンルに捕われることなく幅広い音楽性を持ち、黒人公民権運動にも参加するなど精力的な活動をした人です。1967年発表の『Nuff Said! 』に収録。


1960年代に活躍したR&Bコーラス・グループ、フォー・トップスのヴァージョン。1969年発表の『The Four Tops Now』に収録。


この他、ジョニー・リヴァース(1967年発表の『Rewind』に収録)、B.J.トーマス(1970年発表のRaindrops Keep Fallin' On My Head』に収録)、ロバータ・フラック(1970年発表の『Chapter Two』に収録)、グレン・キャンベル(1985年発表の『It's Just A Matter Of Time』に収録)などが取り上げていました。

キャロル・キング作の「 Oh No, Not My Baby」。リンダの魅力が存分に発揮されたような仕上がりです。


ロンドン出身のブルー・アイド・ソウル・シンガー、ダスティ・スプリングフィールドのヴァージョン。1965年発表の『Ev'rythings Coming Up Dusty』に収録されていました。


グラミー賞とアカデミー賞を獲得したことで有名なアメリカの歌手兼女優、シェールのヴァージョンは1992年リリースの『Greatest Hits: 1965-1992』に収録。


最後にキャロル・キングのセルフ・カヴァー・ヴァージョンをお聴きください。1980年リリースの『Pearls』に収録されていました。


もともとは1947年に書かれたスタンダード・ナンバー、「It's Too Soon to Know」。ノスタルジックな雰囲気が心に染み入ります。


「Love Letters In The Sand(砂に書いたラブレター)」や「April Love(四月の恋)」などのヒットで知られるパット・ブーンのヴァージョンは1958年にリリースされ、全米11位、全英7位を記録しています。


盟友エミルー・ハリス作の「River for Him」。彼女のオリジナル・ヴァージョンは1988年の『Bluebird』に収録。


リンダ・ロンシュタット、エリック・カズ、Z. Preisnerの共作曲「Winter Light」。リンダのファルセット・ヴォイスが心地よく響きます。ヴァレリー・カーターがバック・ヴォーカルで参加。心が洗われるような歌声に、アンデルセン作の童話『雪の女王』を連想させる幻想と気品が感じ取れました。


イギリスのソプラノ歌手でありミュージカル女優でもあるサラ・ブライトマンのカヴァー・ヴァージョン。2001年発表のアルバム『CLASSICS』に収録。


前述のように、他にもビーチ・ボーイズの「Don't Talk」(1966年発表の『PET SOUNDS』に収録)、バート・バカラックの「Anyone Who Had A Heart」、「I Just Don't Know What To Do With Myself」、スペイン語で歌われるティッシュ・イノホーサ作の「Adonde Voy」(1989年発表の『Homeland』に収録)などが収められており、秀逸な選曲がなされたアルバムでした。

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