好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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Emmylou Harris - LIGHT OF THE STABLE

今回はクリスマス・アルバムを取り上げます。ご登場を願うアーティストはエミルー・ハリス。彼女が1979年に発表した『LIGHT OF THE STABLE』を紹介します。

Light of the StableLight of the Stable
(2004/11/09)
Emmylou Harris

商品詳細を見る

1. Christmas Time's A Coming
2. O Little Town of Bethleham
3. Away in A Manger
4. Angel Eyes
5. The First Noel
6. Beautiful Star of Bethleham
7. Little Drummer Boy
8. Golden Cradle
9. Silent Night
10. Light of the Stable
11. There's a Light
12. Cherry Tree Carol
13. Man is an Island

欧米において、クリスマス・アルバムを出せるアーティストは一流の証とされていると聞いたことがあります。特定の時期にしか売れない商品を託すのだからレコード会社にとって勇気のいる選択であり、その時点で最も勢いのある人にしか与えられないステータスといっても過言ではないのかもしれません。
日本では知名度が低くアルバムのリリースさえままならないエミルー・ハリス。カントリー・ミュージックの枠では括れない音楽性により、今でも欧米を中心として根強い人気を誇っているようです。
そのエミルー・ハリスが1979年にクリスマス・アルバムをリリース。このことによって彼女がスターの仲間入りを果たしたことを証明したと言えるでしょう。しかし、このアルバムから紡ぎ出される彼女の歌はたんにコマーシャリズムに乗ったものではなく、新鮮で美しく、イエス・キリストの誕生を祝う祝祭のみならず「全人類に対する神の愛」、「全ての人間は主にとって尊い存在」、「他者への献身と永遠の愛」といったクリスマスが象徴する本来の意味が表されているように感じ取れました。
近年は年齢によるものか円熟味を増した少々ハスキーな声に変わりつつあるとの印象を受けますが、このアルバムが発表された頃の彼女の歌声は澄み切って清々しく、キュートなソプラノ・ヴォイスが心に響きます。

それではアルバムに収められた楽曲の中から何曲かをYouTubeのライヴ音源と映像を中心に紹介して行きます。
オープニング・ナンバーはテックス・ローガン作の「Christmas Time's A Coming」。クリスマスの日に故郷へ帰る喜びを歌っています。ブログへの貼付けが出来ないので、宜しければ下記のURLをクリックしてお楽しみください。

http://www.youtube.com/watch?v=oAqRd-Yc72Y

賛美歌「Away in A Manger」はチェット・アトキンスとの共演でご覧下さい。この曲の詞はドイツの宗教改革家で多くの賛美歌を作詞・作曲し、バロック音楽に影響を与えたマルティン・ルター(1483-1546)が書いたとされていましたが、今日ではその根拠がなく作者不詳となっています。
なお、この曲には3つのヴァージョンが存在しています。ウィリアム・ジェームズ・カークパトリック(1838-1921)作のものはイギリスで好まれ、ジェームズ・ラムゼイ・マレイ(1841-1905)のものはアメリカや日本で有名。エミルー・ハリスのヴァージョンもマレイ作のものでした。そして、教会音楽家 J.E.スピルマン(1812-1896)が作ったものも親しみやすいメロディーを持っています。



AWAY IN MANGER
ゆりかごもなく、粗末な馬槽(まぶね)に眠る
幼子のイエス様が
その愛らしい頭を横たえる
明るい空の星々が
主を照らす
干し草の上で寝息をたてる
幼きイエス様

牛がモーと鳴き
赤子が目を覚ます
でも幼き主は決して泣くことはない
イエス様は汝を愛すと言って
空から見守り
私のゆりかごの横に
朝が来るまでいてくださる

アイルランドの古い子守唄「Golden Cradle」、「天使の瞳の光がなくなってしまったらどうすればいいの」と歌うロドニー・クロウェル作の「Angel Eyes」はメドレーで。こちらも宜しければ下記のURLをクリックしてください。

http://www.youtube.com/watch?v=WGcMb-yt95A

こちらはウィリー・ネルソンとの共演ヴァージョンです。

http://www.youtube.com/watch?v=Ql7FNo-x7H4

クリスマスには欠かせない「Silent Night」はモーラ・オコンネルと共演したライヴ・ヴァージョンでお楽しみください。モーラのソロ・パートはゲール語で歌われているようです。この曲は1818年にチロル地方の神父ヨーゼフ・モールが作詞し、教会のオルガン奏者フランツ・グルーバーが作曲して作られた歌です。

http://www.youtube.com/watch?v=hPqpHUmOofg

スティヴン&エリザベス・ライマー作のタイトル曲「Light Of The Stable」にはニール・ヤング、リンダ・ロンシュタット、ドリー・パートンがバック・コーラスで参加していました。



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コメント

今回は彼女を取り上げておりませんが
取り上げていただき嬉ですね
声の素晴らしさ
皆さんに聴いてもらいたいですよね♪

God bless you...
Azumi様、コメントありがとうございます。
可憐で澄んだ歌声。カントリー・フィールドに身を置きながらもそこに捕われることのない変幻自在性。
おっしゃる通りエミルー・ハリスはもっともっと皆さんに聴いていただきたい人です。
Emmylou HarrisのX'mas Album、良いですね。
今年手に入れたX'mas盤は、
凛とした声のコレと、
ダミ声のDylanモノと、
両極端の2枚でした。
Substitute様、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、凛としたエミルー・ハリスの歌声には癒されます。日本ではあまりにも彼女の評価が低いのですが、このクリスマス・アルバムも含めてすべて再発してほしいところです。
ボブ・ディランはどうなることやらと心配しておりましたが、何度も聴くうちにいつものように病み付きになリました。本当にファンを驚かすことが好きな人です。
こんにちは。70年代後半、東京音楽祭のため来日の噂があった彼女。LPからCDになってもコンプしているミュージシャンのひとりです。エミルーの透き通った声にクリスマスアルバムがよく似合います。今日注文していたCD、john starlingの”long time~"が届きました。producedもかねて参加しているLowell GeorgeをはじめHerb pedersen等ほか、もちろんエミルーもここでも素敵な声で参加しています。ところで
このジャケは英国盤?
スナジイー様、コメントありがとうございます。
John Starlingの『Long Time Gone』は未聴ですが、異色の組み合わせとして少なからず話題になりましたね。ローウェル・ジョージのスライド・ギターが存分に堪能出来ると聞いています。
エミルー・ハリスの『Light Of The Stable』は1979年のオリジナル盤と1992年の再発盤はそれぞれ本人のポートレイトが使われていますが、2004年の再発盤から現在のジャケットに変更されているようです。
こんにちはv-22

>欧米において、クリスマス・アルバムを出せるアーティストは一流の証とされていると聞いたことがあります。

音楽評論家の皆さんはよくそんなことを書いていますよね。

エミルー・ハリスの明るい歌声とギターとマンドリンとがよく似合っていると思います。

Backstreetsさんのおっしゃるとおり、もっと日本でも評価されて、CD化されるといいですよねv-237
マーヤ様、コメントありがとうございます。
エミルー・ハリスの澄み切った歌声はいつ聴いても心が洗われるようです。今回紹介出来なかった曲も素晴らしい出来映えでした。
彼女のアルバムはアメリカでも未CD化のものがあります。現代は音楽産業が衰退する中、ダウンロードで手軽に楽曲を購入出来る時代。彼女のようなアーティストはますます厳しい状況に置かれて行くのかもしれません

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