好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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The Beatles - Baby It's You

今回取り上げるビートルズのナンバーは1962年にリリースされたファースト・アルバム『Please Please Me』に収録されていた「Baby It's You」です。バート・バカラック、マーク・デイヴィド、バーニー・ウィリアムスらが共作した曲で、アメリカの女性R&Bコーラス・グループ、シュレルズが1961年にヒットさせました。
レコーディング当日のジョン・レノンは風邪を引いて万全な体調で臨めなかったそうですが、彼の艶のあるヴォーカルと「シャララララ」と歌われるコーラスが印象的です。

プリーズ・プリーズ・ミープリーズ・プリーズ・ミー
(2009/09/09)
ザ・ビートルズ

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1. I Saw Her Standing There
2. Misery
3. Anna (Go to Him)
4. Chains
5. Boys
6. Ask Me Why
7. Please Please Me
8. Love Me Do
9. P.S. I Love You
10. Baby It's You
11. Do You Want to Know a Secret
12. Taste of Honey
13. There's a Place
14. Twist and Shout

このアルバムはオリジナル8曲、カヴァー6曲で構成されていました。他人の楽曲のカヴァーに関してはビートルズがライヴで演奏していたお気に入りの曲を取り上げたものと思われます。ことに「chains」(クッキーズ)、「Boys」、「Baby It's You」(シュレルズ)といった女性コーラス・グループの楽曲を堂々と取り上げていたことは興味深く受け取れました。当時はまだ「野郎が女の歌を歌うとは情けない」といった風潮があったと思われます。しかし、「ええ歌は男であろうと女であろうと関係ないわい」といったこだわりのない彼らの姿勢が、音楽の幅を広げ、斬新さを備え続けることのできた所以のひとつなのでしょう。
少々甘えるような雰囲気が漂うオリジナルのシュレルズのヴァージョンからは「あなたのことが好きでたまらない」といったニュアンスが伝わってきますが、ジョンの歌声を聴いていると、「頼むから俺を捨てないでくれ」と懇願しているかのような切実感が窺えます。



BABY IT'S YOU
俺の心に触れるのは
そんな笑顔じゃなかった
俺の胸を苦しめるのは
そんなキスじゃなかった

くる夜もくる夜も
俺はひとりで家にこもりおまえを想って泣いている
どうしろっていうんだい
自分ではどうしようもないのさ
だからベイビー おまえ次第だ
ベイビー おまえ次第なんだよ

みんながおまえのことを噂しているのを耳にした
浮気女さ 騙されてんだよ
誠実だったことのない女だってな
浮気者さ 騙されてんだよ

誰が何と言おうとかまいはしない
今までどおりおまえを愛し続ける
ほかにどうしようもない 本当さ
誰も目に入らない
だからベイビー おまえ次第
ベイビー おまえだけなのさ

ひとりにしないでくれ
帰って来てくれ


1994年に発表された『Live At The BBC』のヴァージョンではエンディングがフェード・アウトしません。ライヴ演奏ならではのラフな雰囲気が全体的に漂っています。



Live at the BBCLive at the BBC
(2001/05/10)
The Beatles

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こちらがシュレルズのオリジナル・ヴァージョン。


全米5位まで上昇した迫力あるスミスのカヴァー・ヴァージョン。1969年発表のアルバム『A Group Called Smith』に収録されていました。


お馴染みのカーペンターズのヴァージョンです。1970年発表の『Close to You』に収録。


ニック・ロウ&エルヴィス・コステロのヴァージョンは『L.A.F.S. (Love at First Sight) 』(1984年発表) に収録。


この他にもシルヴィー・ヴァルタン(1962年発表の『Baby c'est vous』に収録)、 シラ・ブラック(1965年発表の『Cilla』に収録) 、ティナ・アリーナ(2008年発表の『Songs of Love & Loss 2』に収録)などカヴァー・ヴァージョンは枚挙に暇がありません。


バート・バカラックとクリッシー・ハインド(プリテンダーズ)との共演映像。



バート・バカラックが2008年に開催された「The BBC Electric Proms」に出演した際の映像。リード・ヴォーカルを受け持つ Adele(アデル)という女性はこの年にデヴュー・アルバム『19』を発表して話題を集めました。


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コメント

こんばんは。
Please Please Meというアルバムは、
John Lennonが風邪をひいていたという、
本来ならばネガティブになりそうな偶然が、
全く逆に奇跡的な名演を生んだのだと思います。
Fabな4人が、同時代に同地域に生まれ、出会い、Bandをつくり、
Deccaに落ちて、EMIに合格して、George Martinと出会い・・・
神様の思し召しとしか、考えられないですね。
Substitute様、コメントありがとうございます。
人間万事塞翁が馬の如く、人生には良いこともあれば悪いこともあるものです。凡人の一生はFAB4の4人とは比べ物にならないほど平板かもしれませんが、くよくよせず浮かれることもなく平穏に過ごすのが一番のようですね。
"Baby It's You"、ビートルズバージョンは初めて聴きました。
カーペンターズのも哀愁漂っていていいですね。
シレルズのオリジナル版で初めて聴いたんですよー。
ビートルズバージョンもいいですね。
saya様、コメントありがとうございます。
どのヴァージョンもそれぞれの個性がよく表されていて、まったく違った印象を受けます。
ビートルズはシレルズのナンバーがお気に入りだったようで、「Boys」という曲をリンゴ・スターのヴォーカルでカヴァーしていました。

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