好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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The Beatles - Good Night

申し訳ございませんが、またも続けてビートルズを取り上げさせていただきます。9月9日のXデーが目前に迫り、気が気ではありません。
さて、今回のお題は「Good Night」。1968年11月に発表された『The BEATLES』(ホワイト・アルバム)に収録されていた曲で、例の如くレノン・マッカートニー名義ですが、ジョン・レノン主導で作られました。ジョンの息子ジュリアンのために書かれた子守唄とされています。

ザ・ビートルズザ・ビートルズ
(2009/09/09)
ザ・ビートルズ

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Disc 1
1. Back in the U.S.S.R.
2. Dear Prudence
3. Glass Onion
4. Ob-La-Di, Ob-La-Da
5. Wild Honey Pie
6. Continuing Story of Bungalow Bill
7. While My Guitar Gently Weeps
8. Happiness Is a Warm Gun
9. Martha My Dear
10. I'm So Tired
11. Blackbird
12. Piggies
13. Rocky Raccoon
14. Don't Pass Me By
15. Why Don't We Do It in the Road?
16. I Will
17. Julia

Disc 2
1. Birthday
2. Yer Blues
3. Mother Nature's Son
4. Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey
5. Sexy Sadie
6. Helter Skelter
7. Long, Long, Long
8. Revolution 1
9. Honey Pie
10. Savoy Truffle
11. Cry Baby Cry
12. Revolution 9
13. Good Night

以前「I Will」のところでも述べましたが、このホワイト・アルバムの時期のビートルズは崩壊へと向かっていました。レコーディングに入った頃には録音技術が飛躍的に向上して1人多重録音が可能となったため、4人が同時に演奏する必然性が薄れて行ったことも結束を弱める原因になったと思われます。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンは自分のパートナーをスタジオに招き入れて録音に参加させたり、別々のスタジオに分かれて個人的な音楽の趣向を反映した曲作りを自由で開放的に、悪く言えば好き放題に行っていました。
そんな状況に業を煮やしたのか、ドラマーとしてお呼びが掛からない疎外感からふてくされたのかリンゴ・スターが一時現場放棄。3人はあわててリンゴを呼び戻し、この分裂の危機を乗り越えるためジョン・レノンがリーダー・シップを発揮して「おう、リンゴ悪かったのう。この曲を歌わしたるさかい機嫌を直せや。」といったやり取りがあったかどうか分かりませんが、この「Good Night」はリンゴ単独で録音されました。他のメンバーは参加せず、演奏はオーケストラによるものです。
散漫な出来映えと酷評されたホワイト・アルバムですが、最後にリンゴ・スターの暖かみのある穏やかで優しい声を聴くとほっとして癒されます。まるで、「本日の興行はこれにて終了。長々のご清聴ありがとうございました。ごひいきの皆々様、おやすみなさいませ。」と語りかけているように思えました。



GOOD NIGHT
さぁ、おやすみなさいを言う時間だ
おやすみ よく眠れますように
もう太陽も姿を消す頃
おやすみ ぐっすりと眠れますように
私のために素敵な夢を
君のために素敵な夢を

瞳を閉じてごらん 私も閉じるから
おやすみ よく眠れますように
ほら月が照らし始めた
おやすみ ぐっすりと眠れますように
私のために素敵な夢を
君のために素敵な夢を

おやすみなさい おやすみなさい
みなさん
世界中の皆さん
おやすみなさい


『Anthology 3』に収録されていたヴァージョンです。冒頭ではビートルズの4人とジョージ・マーティンが意見を交わし合っているところが録音されており、リンゴ単独でレコーディングに臨んでいるものの全員が協力して曲を作り上げていたことが分かりました。


アンソロジー(3)アンソロジー(3)
(1996/10/30)
ザ・ビートルズ

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リンダ・ロンシュタットも1996年リリースの『Dedicated To The One I Love』でカヴァーしていました。


Dedicated to the One I LoveDedicated to the One I Love
(2008/08/26)
Linda Ronstadt

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コメント

こんばんは。
これも好きですね。以前レココレ2008年8月号「青の時代」を記念して、My Best10をセレクトしたとき、「I Will」と共にこの曲をホワイトアルバムからセレクトしました。
従来のビートルズでは味わえないドリーミーな楽曲がリンゴのヴォーカルと合ってます。以前日曜日の深夜、某ラジオ番組のエンディングテーマだったと記憶してますが、この曲を聴くと、来週も頑張ろうと思ってしまいます(笑)。
240様、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、リンゴの優しい歌声が楽曲によく似合っていますね。もし、作者のジョンやポールが歌っていたらどうなっていたかと考えると興味は尽きないところでもあります。
そのまま眠りにつくのにぴったりの曲であると同時に、癒されて明日への活力が湧いて来る曲でもあります。そのあたりがビートルズのマジックなのかもしれません。
ホワイトはLP、CDともにあり、けっこう聴いていたつもりですが、
このように提示されると、久しぶりに聴いた感じがします。
いかに聞き流す楽曲が多いか。
再認識しました。
リンゴをあまり評価しないのですが、
いいですね。
ミキタカ08様、コメントありがとうございます。
ホワイト・アルバムは個性がぶつかり合い凝縮されたアルバムである反面、実験的な楽曲も幾つかありました。それ故、あまり耳に残らないことがあるかもしれません。
リンゴ・スターのドラムのテクニックがどうのこうのとよく言われがちですが、個人的にはビートルズのサウンドは彼抜きではあり得ないと思います。余人をもって代え難いでしょう。
ホワイト・アルバムが「Revolution 9」で終わっていたら、ゾッとしますね。

2枚組みだからこそ、リンゴのナンバーが2曲も入っているのですね。
ヤンマ様、コメントありがとうございます。
おっしゃる通りホワイトアルバムが「Revolution 9」で終わっていたら何かやりきれぬものを感じてしまいますね。リンゴの歌声はそういった気分を癒すには最適だと思います。
ヤンマさんのブログにはビートルズを検索していたら辿り着いたことがあり、以後何度か拝読させてもらいました。豊富に知識を持っておられるようで感銘を受けた次第です。
つたないブログですが、今後とも宜しくお願い申し上げます。

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