まもなく久々の来日が実現し、新作の国内盤もリリースされることになったJ.D.サウザー。シンプルな演奏をバックにハイトーン・ヴォイスで切ないメロディを歌う姿が魅力的なシンガー・ソング・ライターです。 今回取り上げた「White Rhythm And Blues」が収録された『You're Only Lonely』は彼の3rdアルバムにあたります。アルバム・タイトル曲の「You're Only Lonely」がヒットしたおかげか日本では「AORの決定盤」というような雰囲気で捉えられがちですが、実際は1950年代を意識したと思われるようなロックン・ロール色の強い1枚でした。その中に3曲の美しいバラードが収められ、その内の1曲が「White Rhythm And Blues」です。
この曲はもともとリンダ・ロンシュタットに贈られた曲です。J.D.がセルフ・カヴァーした頃には2人の恋愛は終わっていました。ちょっと謎めいたことが暗示されているような歌詞ですが、J.D.はどんな気持ちでこの曲を歌っていたんでしょうね。彼の前作のタイトルでもある『Black Rose』と「黒い薔薇(Black Roses)」という歌詞が符合し、意味深く何かを象徴しているようにも受け取れます。そして、その『black Rose』というアルバムにはリンダとの恋愛関係を示す歌が収録されていました。 なお、リンダのヴァージョンは『Living In The U.S.A』(1978年発表)に収録されています。
J.D.本人は殆ど出てきませんが見ていただければ幸いです。 White Rhythm And Blues - J.D.サウザー
新譜はジャズぽいとか聞きましたが・・・
この頃のリンダ良かったですね。選曲抜群!
サウザーはクリスヒルマン、リッチーヒューレイ
とのトリオ良かったですね。
J.D.は頻繁に来日していますね。私も1991年にカーラ・ボノフと共演したステージを観ております。
新作ではジャズを歌っているようですが、ぜひサウザー、ヒューレイ&ヒルマン・バンドのような路線でもう1枚アルバムを作ってほしいものです。
J.D.は『Black Rose』でスタンリー・クラークやドナルド・バードをゲストに迎えているので、ジャズのアルバムを作っても不自然ではないですよね。また、メキシコやキューバなどへの憧憬を持っている人なので、そのあたりの音楽も反映されているようなことも聞きました。
「White Rhythm And Blues」はリンダに提供していたんですね。ウエストコースト(アサイラム)系の恋模様はいろいろありますね〜。
しかしその色男もすっかり年を取ってしまいました。新作のジャケはなかなかの容姿。ライブも見たいものです。
新作のジャケットはザ・バンドのリヴォン・ヘルムを連想させるとの記事を幾つかのブログで目にしたことがあります。いずれにしろ渋いですね。彼らのように年を取りたいものです。
当ブログへコメント頂き、ありがとうございました。
記事で書いておられる3rdアルバムは本当によく
聴きました。もちろん今も聴いておりますが。
新作の到着、心待ちにしているんですよ。
これからもよろしくお願いします。
J.D.の新作の国内盤にはボーナス・トラックが1曲収録されているそうです。輸入盤を買わずに待ったかいがあったというものですね。
こちらこそ今後とも宜しくお願い申し上げます。
大ヒットした曲も大好きで、今でもカラオケで歌ったりするのですが、何と言っても3曲のバラードに心惹かれます。
中でも『White Rhythm And Blues』は決定的名曲で、J.D作品では一番好きです。
『黒い薔薇』が最高傑作という方が多いのですが、私はこのアルバムを最も高く評価しています。
http://home-and-human-navi.blog.ocn.ne.jp/genki100/2007/05/post_d41f.html
J.D.のバラードはどの曲も切ないですね。本人の体験が滲み出ているのでしょう。昨日彼の新作を買いました。今度はどんな世界が歌にされているのか楽しみです。
カラオケでJ.D.を歌われるとは。whiteさんの歌声をいつか聴いてみたいものです。
記事の視点も僕が書いたものととても近いものが感じられて興味深く感じました。
TBよろしくお願いします。
3曲のバラードが出色の出来ですが、「The Moon Just Turned Blue」でのエルヴィス・プレスリーを思わすような一面はご愛嬌でしょうか。
J.D.の新作はジャジーではあるものの、何ら違和感なく彼らしい作品に仕上がっていると思います。とても格好良く、艶を感じました。
この曲はリンダ・バージョンでよく聴いていました。セルフ・カバーもなかなかいいですよね。でもJD自身のアルバムはコレしか持ってませんが・・・汗。
J.D.はアサイラムからリリースされた1stも2ndも良いですよ。もともと曲調に異国への憧憬が滲み出ていたのですが、ジャジーな新作ではさらに印象深くなっています。また、トム・ウェイツを彷彿させるような場末の雰囲気も醸し出されていました。