好きな音楽のことについて語りたいと思います。

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J.D.Souther - White Rhythm And Blues

まもなく久々の来日が実現し、新作の国内盤もリリースされることになったJ.D.サウザー。シンプルな演奏をバックにハイトーン・ヴォイスで切ないメロディを歌う姿が魅力的なシンガー・ソング・ライターです。
今回取り上げた「White Rhythm And Blues」が収録された『You're Only Lonely』は彼の3rdアルバムにあたります。アルバム・タイトル曲の「You're Only Lonely」がヒットしたおかげか日本では「AORの決定盤」というような雰囲気で捉えられがちですが、実際は1950年代を意識したと思われるようなロックン・ロール色の強い1枚でした。その中に3曲の美しいバラードが収められ、その内の1曲が「White Rhythm And Blues」です。

本当に俺のものになるまでは俺を強く抱きしめないでほしい
一晩中一緒にいてほしくさえもない
ただ月が冷たくなる頃まででいい


彼女は言った
私が欲しいのは黒い薔薇とホワイト・リズム&ブルース
それと駄目になったときに癒してくれる誰か
黒い薔薇とホワイト・リズム&ブルース


誰かが君を本当に愛していると君は言う
そして未来はすぐそこに
でもこの広い世界中の人々はもうたぶんみんな眠っているだろう

黒い薔薇とホワイト・リズム&ブルース
それと駄目になったときに癒してくれる誰かを求めて
黒い薔薇とホワイト・リズム&ブルース

君は瞳を閉じて眠り
全ての悲しみを忘れるがいい
逃げる以外は何でもしたが
今は何をしてよいのか分からない


夜の溜息が自分の耳に聞こえ
何かを言おうとしても口から出てこない
俺のような男は外から見るよりも
もっと傷ついているように思わないかい


黒い薔薇とホワイト・リズム&ブルース
それに駄目になったときに癒してくれる誰かを送ってほしい
いくらかのホワイト・リズム&ブルースがほしい
黒い薔薇とホワイト・リズム&ブルースが必要なんだ
それに駄目になったときに癒してくれる誰か
少しだけヒルビリー・リズム&ブルースをやってほしい
黒い薔薇とホワイト・リズム&ブルース
それに駄目になったときに癒してくれる誰か
いくらかのホワイト・リズム&ブルース
彼女は言った
私の欲しいのはただ黒い薔薇とホワイト・リズム&ブルース
それに駄目になったときに癒してくれる誰か
俺は少しのホワイト・リズム&ブルースがほしい

この曲はもともとリンダ・ロンシュタットに贈られた曲です。J.D.がセルフ・カヴァーした頃には2人の恋愛は終わっていました。ちょっと謎めいたことが暗示されているような歌詞ですが、J.D.はどんな気持ちでこの曲を歌っていたんでしょうね。彼の前作のタイトルでもある『Black Rose』と「黒い薔薇(Black Roses)」という歌詞が符合し、意味深く何かを象徴しているようにも受け取れます。そして、その『black Rose』というアルバムにはリンダとの恋愛関係を示す歌が収録されていました。
なお、リンダのヴァージョンは『Living In The U.S.A』(1978年発表)に収録されています。

J.D.本人は殆ど出てきませんが見ていただければ幸いです。
White Rhythm And Blues - J.D.サウザー



こちらはリンダのヴァージョン。申し訳ございませんが、こちらも本人は出てきません。また、J.D.のヴァージョンとは一部歌詞が違います。


新作は旧来のカントリー・ロック路線が鳴りを潜め、ジャジーな雰囲気が漂っているとのこと。髭を生やした顔がダンディーな人でしたが、新作のジャケット写真ではその髭をさっぱりと剃り落とし、さらに大人の男を感じさせてくれる容貌を表していました。そんな些細なことはともあれ、今後もコンスタントに活動してくれることを願ってやみません。

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(2009/01/21)
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コメント

泉谷しげるとも交流あったJDサウザー笑。
新譜はジャズぽいとか聞きましたが・・・
この頃のリンダ良かったですね。選曲抜群!
サウザーはクリスヒルマン、リッチーヒューレイ
とのトリオ良かったですね。
oyaji910様、コメントありがとうございます。
J.D.は頻繁に来日していますね。私も1991年にカーラ・ボノフと共演したステージを観ております。
新作ではジャズを歌っているようですが、ぜひサウザー、ヒューレイ&ヒルマン・バンドのような路線でもう1枚アルバムを作ってほしいものです。
J.D.サウザーの新譜はこれはこれで良かったです。I'll Be Here at Closing Timeなんかなかなか味わい深かったです。
Sukhumvit Walker様、コメントありがとうございます。
J.D.は『Black Rose』でスタンリー・クラークやドナルド・バードをゲストに迎えているので、ジャズのアルバムを作っても不自然ではないですよね。また、メキシコやキューバなどへの憧憬を持っている人なので、そのあたりの音楽も反映されているようなことも聞きました。
こんばんは。
「White Rhythm And Blues」はリンダに提供していたんですね。ウエストコースト(アサイラム)系の恋模様はいろいろありますね~。
しかしその色男もすっかり年を取ってしまいました。新作のジャケはなかなかの容姿。ライブも見たいものです。
240様、コメントありがとうございます。
新作のジャケットはザ・バンドのリヴォン・ヘルムを連想させるとの記事を幾つかのブログで目にしたことがあります。いずれにしろ渋いですね。彼らのように年を取りたいものです。
おはようございます。
当ブログへコメント頂き、ありがとうございました。
記事で書いておられる3rdアルバムは本当によく
聴きました。もちろん今も聴いておりますが。

新作の到着、心待ちにしているんですよ。
これからもよろしくお願いします。
よしさん、コメントありがとうございます。
J.D.の新作の国内盤にはボーナス・トラックが1曲収録されているそうです。輸入盤を買わずに待ったかいがあったというものですね。
こちらこそ今後とも宜しくお願い申し上げます。
このアルバムは発売当時、本当によく聴きました。
大ヒットした曲も大好きで、今でもカラオケで歌ったりするのですが、何と言っても3曲のバラードに心惹かれます。
中でも『White Rhythm And Blues』は決定的名曲で、J.D作品では一番好きです。
『黒い薔薇』が最高傑作という方が多いのですが、私はこのアルバムを最も高く評価しています。
過去記事TBしたのですが、うまくいかないので・・・・・・・
http://home-and-human-navi.blog.ocn.ne.jp/genki100/2007/05/post_d41f.html
White様、コメントありがとうございます。
J.D.のバラードはどの曲も切ないですね。本人の体験が滲み出ているのでしょう。昨日彼の新作を買いました。今度はどんな世界が歌にされているのか楽しみです。
カラオケでJ.D.を歌われるとは。whiteさんの歌声をいつか聴いてみたいものです。
偶然ですね。
記事の視点も僕が書いたものととても近いものが感じられて興味深く感じました。
TBよろしくお願いします。
Purple_Haze様、コメントありがとうございます。
3曲のバラードが出色の出来ですが、「The Moon Just Turned Blue」でのエルヴィス・プレスリーを思わすような一面はご愛嬌でしょうか。
J.D.の新作はジャジーではあるものの、何ら違和感なく彼らしい作品に仕上がっていると思います。とても格好良く、艶を感じました。
先日は、コメントTBありがとうございました。
この曲はリンダ・バージョンでよく聴いていました。セルフ・カバーもなかなかいいですよね。でもJD自身のアルバムはコレしか持ってませんが・・・汗。
moondreams様、コメントありがとうございます。
J.D.はアサイラムからリリースされた1stも2ndも良いですよ。もともと曲調に異国への憧憬が滲み出ていたのですが、ジャジーな新作ではさらに印象深くなっています。また、トム・ウェイツを彷彿させるような場末の雰囲気も醸し出されていました。

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J.D.Souther新作発表! ブログ仲間のよしさんの「25年振りの新作」の記事に驚愕。あのJ.D.が新作???  アマゾンを見てみると昨年10月に米国では発表されていたものらしい。内容はかなりジャージーなもので、ウエストコーストロックを期待すると痛い目に合うみたいです
ジョン・デヴィッド・サウザーが1979年にリリースした3rdアルバム「You\'re Only Lonely」。 当時、CBSソニーがカーラ・ボノフの「Restless Nights」とあわせてAORの強力盤としてレコード店の店頭で 大プッシュしていたのが印象的であったのと同時にち
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